
マルプーの子犬を迎えることは、とても楽しみな反面、
「ちゃんと育てられるかな?」
「しつけはうまくいくのかな?」と
不安を感じる方も少なくありません。
結論から言うと、マルプーは「正しい育て方と接し方」を知っていれば、
初心者の方でもとても飼いやすい犬種です。
実際に多くの悩みは、
「しつけができていない」ことが原因ではなく、
性格や特徴に合っていない環境や関わり方によって起きています。
マルプーの性格や特徴を先に知っておくことで、
このあとの育て方やしつけの内容が、より理解しやすくなります。
▶ マルプーの性格・特徴・飼いやすさを詳しく解説した完全ガイドはこちら
特にマルプーは、
・甘噛み
・吠え
・夜泣き
・トイレトレーニング
・ご飯を食べない
など、子犬の時期ならではの悩みが出やすい犬種です。
これらの悩みは、マルプーの性格や特性を理解することで、対処しやすくなります。
子育てやお仕事で忙しいご家庭でも、
「これならできそう」と思える内容を意識して解説していますので、
ぜひ参考にしてみてください。
この記事では、マルプーの子犬を迎えたばかりの初心者の方が
「何から始めればいいのか」
「どう育てればいいのか」
を迷わず進めるように、
育て方・しつけ・よくある悩みを順番に解説しています。
まずは、このページでわかる内容を一覧でご紹介します。
こうした内容をお伝えできるのは、
現場で多くのマルプーと向き合ってきた経験があるからです。
この記事では、1000頭以上のマルプーを育ててきた
マルプー専門ブリーダー「マルプリティ」の経験をもとに、
・初心者でも実践しやすい育て方
・無理なく続けられるしつけの考え方
・よくある悩みへの具体的な対処法
を、できるだけわかりやすく解説しています。
この記事の内容一覧(目次)
- マルプーの育て方|初心者が最初にやるべきこと
- マルプーのしつけで多い悩みと対処法
- マルプーのトイレトレーニングはいつから?
- マルプーの甘噛み・吠える問題はどうする?
- 吠えないマルプーに育てるためのしつけ方法
- マルプーの吠えがなかなか改善しない場合に見直したいポイント総まとめ
- マルプーの甘噛みとは?まず知っておくべき基本知識
- マルプーに甘噛みをさせないための環境づくりと心構え
- マルプーが甘噛みしてきたときの正しい対処法
- マルプーの甘噛みがなかなか改善しない場合に見直したいポイント総まとめ
- マルプーがご飯を食べない原因と改善法
- マルプーの社会化とお留守番はいつから?
- マルプーの散歩はいつから始める?
- マルプーを迎える前に初心者が知っておくべきこと
- 夜泣きの原因と対処
- 悩み別・原因と対処まとめ表
マルプーの育て方|初心者が最初にやるべきこと
マルプーは小型で頭が良く、初心者の方でも比較的育てやすい犬種として人気があります。
しかし、「飼いやすい」と言われる一方で、迎えてすぐの関わり方や環境づくりを間違えると、不安や問題行動につながってしまうこともあります。
特に大切なのは、
迎えた最初の数週間をどう過ごすか。
この記事では、
マルプーを初めて迎える方が「最初にやるべきこと」を中心に、
不安になりやすいポイントや、やりがちな失敗を避けるための考え方をまとめました。
マルプーの育て方で最初に大切な考え方
結論から言うと、マルプーの育て方で一番大切なのは、完璧なしつけを目指すことではなく
家庭の生活リズムに無理なく慣れさせていくことです。
子犬の頃は失敗があって当然で、育て方に「正解が一つだけある」わけではありません。
マルプーの育て方で一番大切なのは、
「完璧にしようとしないこと」です。
迎えたばかりの子犬は、
・環境
・音
・匂い
・人
すべてが初めてで、想像以上に緊張しています。
この時期は、しつけやトレーニングよりも
「安心して過ごせること」を最優先に考えてあげましょう。
このあと紹介する7つのポイントは、
すべて「安心して過ごせる環境」を作るための具体的な行動です。
① 生活リズムを決めてあげる
マルプーは環境の変化に敏感なため、
生活リズムが安定することで安心感を持ちやすくなります。
• 朝・昼・夜のご飯の時間(子犬の時期は置き餌)
• 排泄のタイミング
• 遊ぶ時間と休む時間
最初から完璧でなくて大丈夫なので、
毎日「だいたい同じ流れ」で過ごすことを意識しましょう。
② 最初の1週間は「慣れさせる期間」
迎えて最初の1週間は、
しつけよりも「慣れさせる」ことが最優先です。
• 無理に抱っこしない
• 来客を控える
• 大きな音を避ける
「ちゃんとできているか」ではなく、
落ち着いて眠れているか・ご飯が食べられているかを見てあげてください。
大人しい子は特に優しいトーンで声をかけてソフトタッチで距離を取り敵ではないことをまず教えてあげます。無理やり抱っこして距離を縮めようとするのはNGです。3日位で子犬の方から歩みよってきます。
保護犬の大人しい子はトラウマを抱えている可能性があるので子犬より時間をかけてあげたほうが良いです。
③ 1〜2時間ごとに「落ち着く時間」をつくる
子犬はテンションが上がりやすく、
遊びすぎると逆に興奮状態が続いてしまいます。
マルプーは
遊ぶ → 休む → 遊ぶ → 休む
このメリハリがとても大切です。
眠そうなときは無理に構わず、
安心して休める環境を用意してあげましょう。
④ 構いすぎない・無理なスキンシップをしない
可愛いからといって、
常に構いすぎると落ち着きのない性格になりやすくなります。
また、
• 嫌がっているのに抱っこする
• 寝ているのを起こす
こうした無理なスキンシップは、
信頼関係を崩す原因になることもあります。
「距離を尊重する優しさ」も大切です。
⑤ ご飯と水は「量よりリズム」
迎えた直後は、
• 食べない日がある
• 食べムラが出る
• 水をあまり飲まない
こうしたことも珍しくありません。
急にフードを変えたり、
食べないからと頻繁に与え直すのは逆効果になることもあります。
最初は、
決まった時間に出す・下げるというリズムを意識しましょう。
⑥ トイレは叱らず、成功体験を増やす
トイレの失敗は、
覚えが悪いのではなく「環境やタイミング」が原因のことがほとんどです。
失敗したときに叱る必要はありません。
• 成功したときだけ静かに褒める
• 失敗は淡々と片付ける
この積み重ねが、トイレ習得への近道です。
⑦ 「優しく一貫したルール」を守る
「叱らない育て方」とは、
何でも許すことではありません。
• ダメなことは毎回同じ対応
• 気分でルールを変えない
• 感情的にならない
この一貫性があることで、
マルプーは安心して行動できるようになります。
初心者が最初に意識したいポイント一覧(表)
以下は、初心者がマルプーを育てるうえで最初に意識しておきたいポイントを整理した一覧です。
| 項目 | 意識したいポイント | よくある失敗 |
|---|---|---|
| 生活リズム | 毎日同じ流れを作る | 時間がバラバラ |
| 最初の1週間 | 慣れさせることを優先 | すぐにしつけを始める |
| スキンシップ | 無理に触らない | 構いすぎる |
| ご飯 | 量よりリズム | 食べないと焦る |
| トイレ | 成功体験を積む | 失敗を叱る |
まとめ|マルプーの育て方で一番大切なこと
マルプーの育て方で一番大切なのは、
他の子と比べすぎず、その子のペースを尊重することです。
最初は分からないことや不安も多いと思いますが、
焦らず、少しずつ信頼関係を築いていくことで、
マルプーは自然と落ち着いた性格に育っていきます。
次の章では、実際によくあるしつけの悩みと、その具体的な対処法について解説していきます。
マルプーのしつけで多い悩みと対処法
マルプーのしつけで悩むポイントは、ほとんどのご家庭で共通しています。
「うちの子だけできていないのでは?」と不安になる必要はありません。
結論から言うと、マルプーのしつけは
「厳しく教えること」よりも、
性格や特徴に合った接し方を続けることで
自然と身についていきます。
「うちの子だけできていないのでは」と感じる必要はなく、
ほとんどのご家庭が同じような悩みを通ります。
しつけの基本は、
「褒める:叱る=9:1」。
特にマルプーは、強く叱られるよりも、褒められることで理解し、伸びていくタイプです。
まずは「完璧にしつける」ことを目標にせず、
優先順位を決めて、ひとつずつ整えていくことが大切です。
マルプーのしつけ|優先順位の考え方
マルプーを迎えてすぐに、すべてのしつけを同時に行う必要はありません。
むしろ、同時にやろうとすると失敗しやすくなります。
初心者の方は、次の順番を意識するとスムーズです。
1. トイレトレーニング
2. 甘噛み対策
3. 吠え対策
4. お留守番の練習
5. 社会化(外の音・匂い・人・子供)
この順番は、
生活に直結するもの → 心の安定につながるもの
という考え方に基づいています。
よくある勘違い|しつけがうまくいかない原因
しつけがうまくいかない理由の多くは、
「やり方が間違っている」のではなく、
タイミングや期待値が合っていないことです。
• まだ覚えられない時期に完璧を求めてしまう
• できなかったことに注目しすぎる
• 家族で対応がバラバラになっている
マルプーは頭が良い分、
人の反応の違いにとても敏感です。
ルールはシンプルに、対応は一貫させることが重要です。
トイレトレーニングは、しつけの中でも特に時間がかかりやすい項目です。
一般的に、完全に安定するまでには1年ほどかかることが多いと考えておくと安心です。
トイレは最初から完璧を求めるのではなく、段階的に教えていくことが大切です。
まずは、ゲージ(サークル)の中にあるトイレの場所をしっかり覚えさせることから始めます。
ここで「決まった場所で排泄する」という基本を理解させます。
ゲージ内のトイレが安定してきたら、次のステップとして、
ゲージの外にあるトイレの場所を少しずつ教えていきます。
つまり、トイレトレーニングでは
「ゲージ内のトイレ」と「ゲージ外のトイレ」
この2つの場所を覚えてもらう必要があるという点を理解しておくことが重要です。
悩み別|原因と対処の考え方(初心者向け表)
ここで一度、
「よくある悩み」と「基本的な考え方」を整理しておきましょう。
| 悩み | よくある原因 | 基本的な対処の考え方 |
|---|---|---|
| トイレの失敗 | 環境が安定していない/タイミングが合っていない | 失敗を叱らず、成功した時だけ褒める |
| 甘噛み | 遊び方が分からない/興奮しすぎている | 噛んだら静かに中断し、落ち着いたら再開 |
| 吠える | 不安・要求・環境刺激 | 原因を見極め、無視と安心づくりを使い分ける |
| 留守番ができない | 急に長時間ひとりにしている | 短時間から段階的に慣らす |
| 外を怖がる | 社会化不足 | 抱っこや室内から少しずつ慣らす |
しつけで一番大切なこと
マルプーのしつけで一番大切なのは、
「できないこと」ではなく、「できるようになってきたこと」に目を向けることです。
子犬の成長スピードには個体差があります。
比べすぎず、その子のペースを尊重することで、
自然と落ち着き、しつけも入りやすくなっていきます。
ここまでが、
マルプーのしつけ全体の考え方です。
次からは、
初心者の方が一番悩みやすい「トイレトレーニング」について、具体的に解説していきます。
マルプーのトイレトレーニングはいつから?
マルプーのトイレトレーニングは、お迎えしたその日から始めて問題なく、環境が整っていれば比較的早く覚えやすい犬種です。
※最初から完璧を求めて失敗を叱ってしまうと、かえって覚えにくくなることがあります。
マルプーは賢く、環境が整っていればトイレトレーニングを比較的早く覚えやすい犬種です。
ただし「いつから始めるか」よりも大切なのは、失敗させない環境づくりと、成功体験の積み重ねです。
基本的には、
お迎えしたその日からトイレの場所を意識させることが可能ですが、
最初から完璧を求める必要はありません。
子犬のトイレトレーニングでは、
「失敗=覚えが悪い」ではなく、
人側の環境や対応が原因になっているケースがほとんどです。
トイレトレーニングが成功しやすいタイミング
マルプーは、行動の区切りで排泄しやすい傾向があります。
特に以下のタイミングは成功率が高くなります。
• 寝起き直後
• 遊んだあと
• ご飯を食べたあと
• サークルから出した直後
このタイミングでトイレに誘導できるかどうかが、
トイレ成功率を大きく左右します。
成功させるための基本的な考え方
トイレトレーニングで最も大切なのは、
成功した「その瞬間」に分かりやすく褒めることです。
• 成功したらすぐに声のトーンを上げて褒める
• 名前を呼んでポジティブな反応をする
• おやつは使っても使わなくてもOK
逆に、
時間が経ってから褒めても、子犬は何を褒められたのか分かりません。
必ずその場・その瞬間に反応することが重要です。
失敗したときの正しい対応と「ニオイ対策」
トイレトレーニング中の失敗は避けられません。
大切なのは、失敗したあとにどう対応するかです。
• 叱らない
• 声を荒げない
• 目を合わせて注意しない
• 無言で静かに片付ける
そしてもう一つ重要なのが、
失敗した場所を「トイレだと勘違いさせないこと」です。
犬はニオイで場所を判断するため、
ニオイが残っていると、同じ場所で何度も失敗しやすくなります。
そのため、
マルプリティでは、
高濃度水素水・高濃度ミトコンドリア水素水を使ったニオイ対策をおすすめしています。
これらは、
• ニオイの原因となる成分を分解しやすい
• 香りでごまかさない
• 子犬の生活空間にも使いやすい
といった特徴があり、
「ここはトイレじゃない」と環境で伝えるためのケアとして活用できます。
初心者がやりがちなトイレトレーニングの失敗例
トイレがなかなか定着しない場合、
以下のようなケースが多く見られます。
• 失敗したときに叱ってしまう
• 成功した瞬間を見逃している
• トイレシートの位置を頻繁に変える
• 行動範囲が広すぎる
• ニオイ対策が不十分(失敗したおしっこの匂いが消えていない)市販の消臭スプレーは添加剤や香りが付いている。
特に最初のうちは、
行動範囲を狭くして成功率を上げることがとても重要です。
トイレトレーニングまとめ表(初心者向け・完全版)
以下は、初心者がマルプーのトイレトレーニングで最初に意識しておきたいポイントを整理した一覧です。
| 項目 | ポイント | 初心者が注意したい点 |
|---|---|---|
| 始める時期 | お迎えした日から意識してOK | 最初から完璧を求めない |
| 成功しやすいタイミング | 寝起き・遊び後・食後 | 成功の瞬間を逃さない |
| 褒め方 | 成功した瞬間にすぐ褒める | 後から褒めても伝わらない |
| 失敗時の対応 | 叱らず静かに片付ける | 声を出さない・目を合わせない |
| ニオイ対策 | ニオイを残さない環境づくり | 高濃度水素水・ミトコンドリア水素水でケア |
▶ 子犬のトイレトレーニングとニオイ対策に「ミトコンドリア水」が選ばれる理由
トイレトレーニングが落ち着いてくると、
次に多くの方が悩むのが 「甘噛み」や「吠え」 です。
次は、
マルプーの甘噛み・吠える問題の原因と、初心者でもできる対処法を解説していきます。
マルプーの甘噛み・吠える問題はどうする?
マルプーの甘噛みや吠えは、
単なる「しつけ不足」や「性格の問題」と思われがちですが、
実際には体調・環境・ストレスが原因になっているケースが非常に多いです。
海外のドッグトレーナーや犬の行動シミュレーション分野では、
「問題行動=体や環境の不調のサイン」 という考え方がスタンダードとされています。
イライラする、言うことを聞かない、吠える、落ち着きがない――
これらは「しつけ以前」の問題であることも少なくありません。
甘噛み・吠えにつながりやすい主な原因
マルプーの甘噛みや吠えは、次のような要因が重なって起きることがあります。
• 睡眠不足
• 近くにあるWi-Fiなどの電磁波による刺激
• 浄水されていない水(カルキ・フッ素など)
• 体や耳のかゆみ
• ストレスの蓄積
• ご飯が合っていない
• アレルギーなどの体調不良
これらが原因で、
精神的に不安定な状態になると、甘噛みや吠えとして表に出ることがあります。
睡眠環境と室内環境の見直しはとても重要
子犬にとって「しっかり眠れる環境」は、しつけ以前に最重要です。
冬の注意点
• エアコンだけだと床が冷えやすい
• 底冷えすると眠りが浅くなり、睡眠不足になりやすい
• 下からの冷え対策(マット・床暖など)も意識する
夏・冬共通のポイント
• 空気がこもらないように循環させる
• 窓やドアを 1〜3cmほど 開け、空気の入口と出口をつくる
• エアコンはつけたまま、空気だけをゆっくり動かす
マルプーの子犬を迎える際に用意するマットやペット用ヒーターにも、注意すべきポイントがあります。
マルプーは好奇心が強く、電気コードを噛んでしまうことが少なくありません。
その結果、ショートや感電、火傷などの事故につながる危険もあります。
そのため、ペット用マットやヒーターを使用する場合は、
コード部分が鉄で巻かれているタイプを選ぶか、
コードを硬い素材でしっかり補強することが非常に重要です。
「ペット用」と書かれていても、すべてが安全とは限りません。
コードがむき出しの状態で使うのではなく、
子犬が噛めない・触れない環境を作ることが大切です。
こうした環境づくりは、トイレトレーニングやニオイ対策と同じく、
子犬が安心して過ごせる土台を整えるための大切な準備になります。
又、換気に対しては空気が入れ替わらないと酸素が不足しやすく、
それだけでもイライラや落ち着きのなさにつながります。
水(飲料水)も行動に影響する要素のひとつ
飲料水に含まれるカルキやフッ素などが合わない場合、
体の違和感や不調がストレスになり、行動に影響することがあります。
そのため、
• 浄水器を通した水
• もしくはミトコンドリア水などの負担の少ない水
を選ぶことで、
体の内側からのストレス軽減につながるケースもあります。
難しければ、一般的な浄水器から始めるだけでも問題ありません。
体のかゆみ・耳のかゆみも見逃さない
• 体をよく掻く
• 耳を頻繁に気にする
• 落ち着きがなくなる
こうした場合、
皮膚や耳の不快感が原因で精神的に不安定になっている可能性があります。
甘噛みや吠えが続く場合は、
「行動」だけでなく「体の状態」も一度見直すことが大切です。
ご飯が合っていないこともストレスになる
子犬のご飯について、
• 月齢ごとのフードに必ず切り替えないといけない
• 高いフードが正解
という決まりはありません。
大切なのは、
その子が「好きで」「安心して」食べられるかどうかです。
好きでもないフードを与え続け、
「食べない」「美味しくない」という状態が続くと、
それ自体がストレスになります。
ご飯は「食べるもの」を基準に考える
• 無理に月齢表示に振り回されなくていい
• まずは食べてくれることを優先
• フードに茹でた野菜を少し足すところからでもOK
いきなり完全な手作りご飯を目指す必要はありません。
飼い主さん・子犬、どちらにも負担のない形で十分です。
甘噛み・吠えは「環境と体のサイン」
マルプーの甘噛みや吠えは、
• しつけができていない
• 性格の問題
ではなく、
「体や環境が合っていないよ」というサインとして現れていることがあります。
まずは叱る前に、
• 眠れているか
• 空気は循環しているか
• 水・ご飯は合っているか
• 体に不調はないか
こうした土台を整えてあげることで、
自然と行動が落ち着いていくケースも少なくありません。
甘噛み・吠えの原因と対処まとめ表
以下は、マルプーの子犬に多い「甘噛み」や「吠え」の原因と、初心者でも実践しやすい対処の考え方を整理した一覧です。
| 行動 | 考えられる原因 | 見直したいポイント |
|---|---|---|
| 甘噛み | 睡眠不足・興奮・ストレス | 睡眠環境/室温/空気循環 |
| 吠える | 不安・体調不良・刺激過多 | 水・Wi-Fi環境・安心できる空間 |
| 落ち着きがない | ご飯が合わない・かゆみ | 食事内容/皮膚・耳の状態 |
環境と体の状態が整ってくると、
次に多くの方が悩むのが 「ご飯を食べない」「夜泣き」「お留守番」 です。
次は、
マルプーがご飯を食べない原因と、初心者でもできる改善方法を解説していきます。
吠えないマルプーに育てるためのしつけ方法
吠えるたびに声をかけたり抱っこしていた結果、
マルプーが「吠えれば反応してもらえる」と覚えてしまうことがあります。
マルプーの吠えは生後4〜6ヶ月頃から出やすく、
この時期の対応次第で将来の吠え癖はほぼ決まります。
吠えないマルプーに育てるために必要なのは、「吠えなくて済む行動」を教えることです。
ここでは、初心者の方でも実践しやすい、吠えないマルプーに育てるための 基本的なしつけ方法を分かりやすく解説します。
マルプーはとても賢く、人の行動や環境の変化をよく見て学ぶ犬種のため、
日常の接し方を少し変えるだけでも、無駄吠えは大きく減らすことができます。

吠える原因別・正しいしつけ対応表
以下は、マルプーの子犬が吠えてしまう主な原因別に、やりがちな対応と正しいしつけの考え方を初心者向けに整理した一覧です。
| 吠える原因 | やりがちな対応 | おすすめのしつけ方法 |
|---|---|---|
| 要求吠え | すぐ応じる・声をかける | 落ち着いた行動が出てから褒める |
| 不安・警戒による吠え | 抱き上げてなだめる | 安心できる場所へ誘導し指示を出す |
| 興奮による吠え | 大声で叱る | 距離を取り、気持ちを切り替えさせる |
吠えない子に育てるための基本ステップ
| ステップ | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ① ルールを決める | 吠えてよい・悪い場面を明確にする | 家族全員で統一する |
| ② 毎回同じ対応 | 対応をブレさせない | 気分で変えない |
| ③ 正しい行動を評価 | 吠えなかった行動を褒める | タイミングを逃さない |
吠えないマルプーに育てるためには、上下関係を意識するよりも、
飼い主が落ち着いて一貫した対応を続けることが重要です。
正しい行動を繰り返し評価することで、マルプーは自然と吠える必要がなくなっていきます。
マルプーの吠えがなかなか改善しない場合に見直したいポイント総まとめ
ここまで、吠える原因や基本的な対処法について解説してきましたが、
それでもなかなか改善が見られない場合は、
「しつけ」だけに原因があるとは限りません。
実際には、生活環境・睡眠・空気環境・体調バランスなど、
日常の小さな要素が重なって吠えにつながっているケースも多く見られます。
ここからは、マルプーの吠えがなかなか改善しないときに見落とされやすい原因を、生活環境・体調・睡眠の視点から一覧で整理していきます。
吠えが改善しない原因は「しつけ」以外にあることも多い
吠えがなかなか改善しない場合、しつけ方法だけでなく、生活環境や睡眠の質、体調面が影響しているケースも少なくありません。
以下の表では、マルプーの吠えに関係しやすい環境要因と見直しポイントを整理しています。
| 見直すポイント | よくある状態 | 見直し・改善の考え方 |
|---|---|---|
| 飼い主の対応の一貫性 | 日によって注意の仕方が違う/家族で対応がバラバラ | 反応の基準を家族で統一し、「吠えても状況は変わらない」ことを学ばせる |
| 声かけ・叱り方 | 大きな声・感情的に反応している | 落ち着いた低めの声で短く対応し、過剰な刺激を与えない |
| 吠えた後の結果 | 吠えたら要求が通ってしまう | 吠えた直後は要求を通さず、落ち着いた瞬間を評価する |
| 運動量・発散不足 | 室内中心で刺激が少ない | 散歩・遊び・頭を使う遊びでエネルギーを適切に発散させる |
| 生活リズム | 就寝・食事・散歩時間が不規則 | 1日の流れを安定させ、不安を減らす |
| 環境刺激 | 音・人・来客・外の気配に過敏 | 刺激を段階的に慣らし、いきなり完璧を求めない |
| 部屋の換気・空気環境 | 換気不足で空気がこもっている | 定期的に換気し、落ち着いて休める空気環境を整える |
| 酸素不足 | 寝ている時に呼吸が浅くなる | 空気の流れを確保し、睡眠中の負担を減らす |
| Wi-Fi・電磁波の影響 | 寝つきが悪い/夜中に落ち着かない | 就寝時は不要な電波源を寝床から離す |
| 寝床周りの電化製品 | 寝床の近くにWi-Fiルーターや家電がある | 寝床付近はできるだけシンプルな環境にする |
| 体調バランスの乱れ | 元気はあるが落ち着きがない | 生活環境・睡眠・食事のバランスを総合的に見直す |
| 睡眠の質 | 眠りが浅く、疲れが取れていない | 静かで暗く、刺激の少ない寝床環境を整える |
| ストレスの蓄積 | 理由のない吠えが増える | 不安や疲れを溜め込まない生活環境を意識する。必要に応じて528Hzなど刺激の少ない音を小さく流す |
| 水 | カルキやフッ素がそのまま含まれた水道水を与えている | 浄水器を備え(なるべくパナソニック製)、カルキやフッ素を除去する。不要な成分は体調不良やストレスにつながり、結果として行動面(吠え・落ち着きのなさ)に影響することがある |
吠えがなかなか改善しないと、「しつけが足りないのでは」と不安になる方も多いですが、
多くの場合は、環境や体調、睡眠の質といった土台の部分が影響しています。
すべてを一度に変える必要はありません。
この中から気になる項目を一つずつ見直していくことで、
マルプーは少しずつ落ち着きを取り戻していきます。
行動だけを直そうとするのではなく、
安心して休める環境を整えることが、吠え改善への近道です。
マルプーの甘噛みとは?まず知っておくべき基本知識

甘噛みされるたびに手を引いたり遊び続けていた結果、
マルプーが「噛めば構ってもらえる」と覚えてしまうことがあります。
マルプーの甘噛みは生後2〜3ヶ月頃から始まり、
正しく対応すれば生後6ヶ月前後で自然に落ち着くケースがほとんどです。
甘噛みは「しつけ不足」ではなく、成長過程で多くの子犬に見られる自然な行動です。
マルプーの甘噛みは、しつけができていないから起こる「問題行動」と思われがちですが、 実際には成長過程で多くの子犬に見られる自然な行動です。 特に子犬期のマルプは、口を使って物事を学ぶ傾向が強く、遊び・甘え・興奮・不安など、 さまざまな感情が甘噛みとして表れやすい特徴があります。
甘噛みは、本気で噛んでいるわけではなく、 力加減を学ぶための行動であることがほとんどです。 兄弟犬と過ごす時間が短かった子や、人との関わりが早い時期から多い子ほど、 人の手や服を相手に甘噛みをしやすい傾向があります。
また、マルプは賢く感受性が高いため、
- 遊びが楽しくなりすぎたとき
- 構ってほしいとき
- 眠いのに興奮しているとき
- 環境の変化で気持ちが落ち着かないとき
といった場面でも、甘噛みという形で感情を表現することがあります。
大切なのは、甘噛み=すぐに直さなければいけない異常行動と決めつけないことです。 まずは「なぜ今、甘噛みが出ているのか」を理解することが、 正しい対応や予防につながります。
このあと、甘噛みを悪化させないための考え方や、 そもそも甘噛みを起こしにくくする環境づくりについて詳しく解説していきます。
マルプーに甘噛みをさせないための環境づくりと心構え
甘噛みを減らすために一番大切なのは、噛んだあとにどう対応するかよりも、そもそも噛みたくならない状態を日常で作ることです。
マルプーの甘噛みは、起きてから対処するよりも、 そもそも起こりにくい環境を整えることがとても重要です。 環境や日常の関わり方が整っていないと、 注意やしつけをしても甘噛みは繰り返されやすくなります。
まず意識したいのは、マルプーが落ち着いて過ごせる時間をしっかり確保することです。 遊び・食事・睡眠のリズムが乱れていると、 興奮やストレスが溜まりやすくなり、甘噛みとして表に出やすくなります。
特に見直したい環境のポイントは以下のような点です。
- 遊びが激しすぎて興奮状態が長く続いていないか
- 人の手や服をおもちゃ代わりにして遊んでいないか
- 睡眠時間が足りず、眠いのに起きていないか
- 構いすぎ、または放置しすぎになっていないか
また、飼い主の心構えも甘噛み予防には欠かせません。 甘噛みをされた瞬間に大きな声を出したり、 手を引いて過剰に反応してしまうと、 「噛むと反応してもらえる」と学習してしまうことがあります。
マルプにとって分かりやすいのは、
- 落ち着いているときは、静かに関わってもらえる
- 興奮しすぎると、一度関わりが止まる
という一貫したルールがある環境です。 甘噛みを完全になくそうと力を入れすぎるよりも、 「甘噛みが出にくい生活」を整えることが、結果的に近道になります。
次の章では、実際にマルプーが甘噛みしてきたときの正しい対処法について、 やっていいこと・やってはいけないことを具体的に解説していきます。
マルプーが甘噛みしてきたときの正しい対処法
マルプーが甘噛みしてきたときは,「噛んだこと」を叱るのではなく、噛む強さをその場で調整させる対応が基本です。
甘噛みへの対応では、「噛んだこと」よりも 噛む強さを教えてあげるという考え方が必要な場合もあります。
普通に遊んでいて、軽く触れる程度の甘噛みであれば、 過度に叱る必要はありません。 しかし、痛いと感じる強さで噛んできたときは、 「その強さはダメなんだよ」ということを その場で分かりやすく伝えてあげる必要があります。
一つの方法として、手を強く噛んできたときに、 慌てて引き抜くのではなく、軽く押し返すという対応があります。
このときは、声を出して叱る必要はありません。
静かに手を少しだけ押し返し、1〜2秒で口を離したら、そのまま距離を取って落ち着かせます。
「噛んだら遊びが止まる」という流れを毎回同じように繰り返すことで、
マルプーは少しずつ噛む力を自分で調整できるようになっていきます。
無理に力を加えるのではなく、噛み続けにくい状況を作ることで、マルプーは「この噛み方は不快になる」と学習し、
自分からパッと口を離すようになっていきます。
このとき大切なのは、
- 短時間で終わらせること
- 感情的にならないこと
- 強く押し続けないこと
です。 あくまで噛み続けられない状況を一瞬作るだけにとどめ、 口を離したらすぐに距離を取り、落ち着かせます。
この対応を繰り返すことで、 マルプーは「噛むこと」ではなく 噛む強さをコントロールすることを学んでいきます。
マルプーの甘噛みがなかなか改善しない場合に見直したいポイント総まとめ
甘噛みがなかなか改善しない場合は、しつけ方法そのものよりも、生活リズムや環境、飼い主の関わり方に原因が隠れていることがほとんどです。
| 見直すポイント | よくある状態 | 見直し・改善の考え方 |
|---|---|---|
| 飼い主の対応の一貫性 | 日によって対応が違う/家族ごとに反応がバラバラ | 「噛んだら関わりが止まる」「落ち着くと関わってもらえる」を全員で統一する |
| 甘噛みへの反応 | 大声で叱る・過剰に反応してしまう | 感情的にならず、短時間・冷静に対応する |
| 遊び方 | 手や服を使った遊びが多い | 噛んでよいおもちゃと、人の手を明確に分ける |
| 興奮レベル | 遊びが激しすぎて切り替えができない | 興奮が高まる前に遊びを区切り、落ち着く時間を作る |
| 睡眠不足 | 眠いのに起きていて落ち着きがない | 十分な睡眠時間を確保し、休める環境を整える |
| 生活リズム | 食事・遊び・就寝時間が不規則 | 1日の流れを安定させ、不安や興奮を減らす |
| ストレスの蓄積 | 理由が分からない甘噛みが増える | 環境刺激や構いすぎ・放置しすぎを見直す |
| 体調バランス | 元気だが落ち着きがない状態が続く | 体調・食事・休息のバランスを総合的に確認する |
甘噛みがなかなか改善しないと、
「しつけが足りないのでは」と不安になる方も多いですが、
多くの場合は環境や生活の土台が影響しています。
すべてを一度に変える必要はありません。
この表の中から気になる項目を一つずつ見直していくことで、
マルプは少しずつ落ち着きを取り戻していきます。
甘噛みは、成長とともに自然に減っていく行動でもあります。
焦らず、マルプが安心して過ごせる環境を整えてあげることが、
結果的に一番の近道になります。
マルプーがご飯を食べない原因と改善法
「フードを変えても食べない」
「元気はあるのに、ご飯だけ食べない」
実際、こうした相談で多いのが、食べない理由をフードだけに求めて次々にご飯を変えてしまい、かえってマルプーの食べムラを悪化させてしまうケースです。
マルプーがご飯を食べない原因は、フードそのものではなく、食事の環境・水・空気感・飼い主の関わり方が重なり、「食べなくても成立する状態」ができてしまっていることがほとんどです。
結論から言うと、マルプーの食事改善で一番大切なのは「何を食べさせるか」ではなく、「どんな状態で食事をしているか」を整えることです。
実際に、環境と関わり方を見直すだけで、早い子では2〜3日、多くの場合でも1〜2週間ほどで、自然とご飯を食べるようになるケースがよく見られます。
【マルプーがご飯を食べない原因と改善ポイントを一覧で理解する表】
マルプーがご飯を食べない原因はひとつではなく、
生活環境・与え方・ストレスなど、複数の要因が重なって起きているケースがほとんどです。
ここでは、マルプーがご飯を食べなくなる代表的な原因と、
改善につながりやすいポイントを一覧表でわかりやすく整理します。
| よくある原因 | 起こりやすい影響 | 改善のポイント |
|---|---|---|
| テレビ・騒音が多い | 落ち着かず集中できない | 食事中はテレビを消し静かな環境を作る |
| 遊ぶ場所でご飯を与えている | 食事と遊びの区別がつかない | 必ず小屋・決まった場所で与える |
| 食べないとすぐおやつ | フードを待つ癖がつく | すぐにおやつを与えない |
| 環境ストレス(水・空気・音) | イライラ・食欲低下 | 浄水・換気・音環境を整える |
ここからは、表で紹介した原因の中でも特にご相談の多いものについて、順番に詳しく解説していきます。
① 食べムラ・わがままが定着している
• 食べないと別のフードやトッピングが出てくる
• トッピングを頻繁に変えている
「待てばもっと良いものが出る」と学習してしまっている状態です。
② 食べないからといって、すぐおやつをあげてしまう
フードを食べない
→ すぐおやつ
→ さらにフードを食べなくなる
という悪循環に陥りやすくなります。
③ 環境ストレス・落ち着かない食事環境(重要)
• テレビが常についている
• 騒音が多い
• Wi-Fiや電化製品の近く
• 空気の入れ替え不足
• 水道水(カルキ・フッ素)の影響
こうした環境では、
体が落ち着かず食欲が低下しやすくなります。
④ 食事場所が定まっていない
遊ぶ場所と食事場所が同じだと、
集中して食べることができません。
⑤ フードが体質・好みに合っていない
月齢よりも
その子の好みや体質が合っているか の方が重要な場合もあります。
⑥ 体調・健康面の影響
歯の生え変わり、胃腸の不調、下痢、体重減少がある場合は注意が必要です。
マルプーがご飯を食べないときの改善法
食事環境を整える
• テレビを消す
• 静かな場所で食事
• 換気を行う
• 浄水器を通した水を使用
食事は必ず「小屋・決まった場所」で
遊ぶ場所では与えず、
必ず落ち着ける場所で食事をさせます。
腸内環境を整える
発酵エキスなどを少量取り入れ、
腸内環境を整えることで食欲が戻るケースもあります。
食べないときの実践テクニック
鶏レバーを茹で、
その 茹で汁でフードをふやかす 方法は非常に効果的です。
落ち着きがない子への補助的な工夫
テレビの代わりに
528Hzの静かな音楽 を小さく流すことで、
落ち着く子もいます。
実績のあるフードの一例
多くの食べが弱い子、偏食の子、
ガツガツ食べる子まで含めて実際に見てきた中で、
最終的に一番安定して食べが良いと感じたのが
ロイヤルカナン ミニ スターターです。
• 生後2ヶ月用の子犬用フード
• 栄養価が高く、匂いが良い
• 粒が小さく、ふやけやすい
• 余計な油分が少ない
子犬用ですが、
その子に合っていれば大人になっても与えています。
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マルプーがご飯を食べないときに多い原因と改善ポイント
マルプーがご飯を食べない場合、「わがまま」や「好み」の問題ではなく、
生活環境や与え方、ストレスなど複数の要因が重なっていることがほとんどです。
以下の表では、マルプーがご飯を食べないときに多い原因と、
それによって起こりやすい影響、すぐに見直せる改善ポイントを
一目で確認できるよう整理しています。
| 状態 | 判断の目安 |
|---|---|
| 元気・体型問題なし | 多少食べない日があっても心配なし |
| 下痢・体重減少 | 早めに動物病院へ相談 |
ここまで解説してきた内容を踏まえ、最後にマルプーがご飯を食べないときの考え方をまとめます。
【結論】マルプーがご飯を食べない原因のほとんどは「フード」ではない
マルプーがご飯を食べないとき、まず知っておいてほしい結論があります。
それは、原因の多くはフードそのものではなく、「食べている環境」や「食事の与え方」にあるということです。
実際、環境や関わり方を整えるだけで、早い子では2〜3日、多くの場合でも1〜2週間ほどで、自然と食べるようになるケースは珍しくありません。
よくある勘違いと失敗談(実際に多いケース)
「フードを変えても食べない」
「元気はあるのに、ご飯だけ食べない」
こうした相談は、マルプーではとても多く見られます。
実際によくある失敗が、食べない理由をフードだけに求めてしまうことです。食べない → フードを変える → それでも食べない → また変える、という流れを繰り返すことで、かえって「食べなくても次が出てくる」という状態を作ってしまい、食べムラを悪化させてしまうケースが非常に多いのです。
マルプーがご飯を食べない本当の原因
マルプーがご飯を食べない原因はひとつではなく、生活環境や与え方、ストレスなど、複数の要因が重なって起きていることがほとんどです。特に多いのが、食事の環境・水・空気感・飼い主の関わり方が重なり、「食べなくても成立する状態」ができてしまっているケースです。
ここで大切なのは、「何を食べさせるか」よりも、「どんな状態で食事をしているか」に目を向けることです。
ご飯は「テンションOFFの場所」で食べさせる
ご飯を食べない原因として非常に多いのが、テンションが上がる場所で食事を与えてしまっていることです。
たとえば、遊ぶ場所・人が頻繁に出入りする場所・おもちゃが見える場所などは、子犬にとって「遊ぶところ」であり、「落ち着いて食べるところ」ではありません。
正しい考え方はシンプルです。
• テンションONの場所 → 遊ぶところ
• テンションOFFの場所 → 寝る・落ち着く・ご飯を食べるところ
この使い分けができていないと、集中できず、ご飯を残しやすくなります。
サークル内の使い分けも重要なポイント
サークルの中では、トイレ・寝る場所・ご飯の場所をきちんと分けて使うことが、ご飯を安定して食べさせるためにとても大切です。サークルは基本的に「テンションOFFの空間」であり、落ち着いて、自分の世界で、邪魔されずに過ごす場所です。
この環境でご飯を食べる習慣がつくと、「集中できずに食べない」状態を防ぎやすくなります。
初心者がやりがちなNG例
初心者の方がやりがちなのが、次のような与え方です。
• 遊びながらご飯を与える
• 人が動き回る場所で食べさせる
• 「どこでも食べればいい」と思っている
「遊びたい・構ってほしい・食べたい」が同時にあると、子犬は集中できません。ご飯を食べる場所は意識して固定することが大切です。
それでも食べない場合の実践的な対処法
どうしても食べない場合は、香りと消化のしやすさを意識した工夫が有効です。
子犬の場合
鶏レバーを下茹でし、柔らかい部分を潰して、茹で汁で子犬用フードをふやかし、潰した鶏レバーを少量混ぜます。お湯よりもレバーの茹で汁の方が香りが立ちやすく、食いつきが良くなることが多いです。
さらに食べが悪い場合は、粉ミルクを少量加えたり、鶏レバーやささみ缶(黒缶)をトッピングする方法もあります。
成犬の場合
フードを少し温めたり、軽くふやかして香りを立たせます。それでもダメな場合は、脂身を除いた牛赤身肉(生または軽く湯通し)を少量試すのも一つの方法です。
まとめ|見るべきポイントは「どこで・どんな状態か」
マルプーがご飯を食べない原因は、フードよりも環境や習慣にあることがほとんどです。環境を整え、食事ルールを決め、腸内環境にも配慮することで、自然と食欲が戻る子は多くいます。
特に初心者の方が見落としやすいのが、「どこで・どんな状態で食べさせているか」という視点です。ここを整えることが、食べない悩みを解決する一番の近道になります。
ご飯を食べない原因と改善まとめ表(完全版)
ここまで解説してきた内容を踏まえて、
マルプーがご飯を食べないときに多い原因と、
それぞれに対する改善ポイントを
一目で確認できるよう表にまとめました。
「今どこでつまずいているのか」を整理するためのチェック表として活用してください。
| 原因 | よくある状況 | 改善ポイント |
|---|---|---|
| 環境ストレス | 人の出入り・騒がしい | テンションOFFの場所で食事 |
| 集中できない | 遊び場でご飯 | 遊ぶ場所と食事場所を分ける |
| 香りが弱い | 食いつきが悪い | 温める・鶏レバー茹で汁 |
| 栄養不足 | 体が細い・食が細い | 鶏レバー・少量トッピング |
ご飯の悩みが解消されると、行動面にも良い変化が現れます。
ご飯の安定=行動の安定
ご飯をしっかり食べられるようになると、
• イライラ
• 甘噛み
• 吠え
• 落ち着きのなさ
が 自然と改善していくケースも非常に多いです。
「食べない=しつけの問題」ではなく、
環境と習慣を整えることが最優先 という視点を持ってあげてください。
マルプーの社会化とお留守番はいつから?
結論から言うと、マルプーの社会化やお留守番は「いつから始めるか」よりも、「どんな状態で経験させているか」の方がはるかに重要です。無理に慣れさせようとすると、かえって不安や苦手意識を強めてしまうケースも少なくありません。
実際、早く慣れさせた方がいいと思い、人に会わせすぎたり長時間の留守番をさせてしまい、吠えや不安行動が増えてしまった、という相談はとても多いです。これは性格の問題ではなく、社会化の進め方が合っていなかっただけ、ということがほとんどです。
マルプーの社会化とお留守番は、月齢に合わせて「安心できる範囲」を少しずつ広げていくことで、自然と身についていきます。焦らず、怖がらせず、「できた経験」を積み重ねることが、結果的に一番の近道になります。
月齢ごとの社会化とお留守番の目安
マルプーの社会化やお留守番は、月齢に合ったステップで進めることが大切です。以下の表では、月齢ごとの社会化内容と意識したいポイントをまとめています。
| 月齢 | 社会化の内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 2〜3ヶ月 | 生活音・人慣れ・抱っこ散歩 | 怖がらせないことが最優先 |
| 3〜4ヶ月 | 外の音・匂い・他犬を見る | 近づけず、見るだけでOK |
| 4〜5ヶ月 | リード練習・行動範囲を広げる | 成功体験を積ませる |
※ マルプリティでは、
この 社会化の基礎部分とお留守番はすでに行った状態 でお迎えいただけます。
マルプーのお留守番はいつから?
結論から言うと、マルプーのお留守番は「何ヶ月からできるか」ではなく、「落ち着いて一人の時間を過ごせているか」で判断することが大切です。
実際に多い失敗が、「将来のため」と思って早い段階から長時間一人にしてしまい、かえって不安や吠え・落ち着きのなさを強めてしまうケースです。
お留守番は、長時間一人にさせる練習ではありません。
まずは「短い時間でも、一人の時間を落ち着いて過ごせるか」を確認することが目的になります。
目安としては、生後2ヶ月頃から、数分〜10分程度の短い時間を、寝ているタイミングなどで試すところから始めます。
無理に起こして練習する必要はなく、「できているかどうか」を静かに確認していく感覚で十分です。
こうして安心できる経験を少しずつ積み重ねていくことで、結果的にお留守番は自然と安定していきます。
そして、その「本当に落ち着いて過ごせているか」を確認するのに役立つのが、お留守番カメラです。
次の章では、お留守番カメラでチェックすべきポイントについて詳しくお話しします。
お留守番カメラでチェックするポイント
お留守番中の様子は、「大丈夫そうに見えるかどうか」だけでは判断できません。
実際によくあるのが、帰宅時は落ち着いていても、留守中はウロウロし続けていたり、なかなか眠れていないケースです。
お留守番カメラで確認したいのは、行動そのものよりも「過ごし方」です。
どこで寝ているか、どのくらいの時間その場所にいるかを見ることで、環境や時間設定が合っているかが分かります。
例えば、すぐに横になって眠れている場合は、お留守番に対する不安が少ない状態です。
一方で、ずっと動き回っていたり、立ったまま待っている時間が長い場合は、環境やお留守番の長さが合っていない可能性があります。
また、安全面の確認も重要です。
タオルやおもちゃの位置、ケージ内で足を挟みそうな場所がないかなどは、実際に留守中の映像を見ることで初めて気づくことも少なくありません。
このように、お留守番カメラは「できているかどうか」を感覚ではなく、事実として確認するための道具です。
そこで次に、特にチェックしておきたいポイントを表にまとめました。
| チェック項目 | 見るポイント | 分かること |
|---|---|---|
| 寝る場所 | ゲージのどこで寝ているか | 安心・温度・音環境 |
| 行動 | ウロウロしていないか | 暑い・寒い・落ち着かない |
| 睡眠 | すぐ眠れるか | 環境が合っているか |
| 安全 | タオル・おもちゃの扱い | 事故防止のヒント |
この表で紹介したポイントをお留守番カメラで確認することで、
「落ち着いて過ごせているか」「環境や時間設定が合っているか」を客観的に判断できます。
特に注目したいのは、寝ている場所・行動の落ち着き・眠れているかどうかです。
見た目の印象だけで判断せず、実際の様子を映像で確認することで、
無理のないお留守番環境が整っているかが見えてきます。
また、お留守番中の事故防止の確認にもカメラは役立ちます。
足を挟みそうな場所や、タオル・おもちゃの配置などは、
映像で確認して初めて気づくことも少なくありません。
このように、お留守番カメラは
「できているかどうか」を感覚ではなく事実として確認するための重要なツールです。
お留守番中の環境が合っているかを確認するポイント
お留守番がうまくいかない原因は、しつけや性格だけでなく、子犬にとって環境が合っていないことや、安全面に問題があるケースも少なくありません。
特に温度・空気の流れ・寝る場所・事故のリスクは、子犬自身が言葉で伝えられない分、行動や環境から判断することがとても重要です。
冬場の場合、ヒーターは部屋全体を暖めるのではなく、一部だけに使い、暖かい場所とそうでない場所を作ることが基本です。
すべてを暖めてしまうと、暑くても移動できず、体調や体温に合わせた調整ができない状態になってしまいます。
また、空気の流れも必ず確認しましょう。
窓を3cmほど開けて、空気が「入るところ」と「出るところ」を作ることで、部屋の空気がこもりにくくなります。
その際、窓の真下や風の通り道で寝ていないか、冷たい風が直接当たっていないかも重要なチェックポイントです。
子犬がどこで長く過ごしているか、落ち着いて眠れているかを見るだけでも、寒い・暑い・落ち着かない原因が見えてきます。
寝る場所は、環境が合っているかどうかを判断する大きなヒントになります。
お留守番中に必ず気をつけたい事故・安全対策
さらに、お留守番中の事故防止も非常に重要です。
実際に、ケージに足を挟んでしまう事故や、タオルを引き込んで絡まってしまうケース、紐状の物で首が締まってしまう事故は少なくありません。
そのため、ケージ周りにはタオルや布類、引っ張れる物、電気コードなどを置かないことが大切です。
特に気をつけたいのが、お留守番中の事故です。
実際によくあるのが、ケージの隙間に足を挟んでしまう事故や、身の回りに置いていたタオルや電気コードを噛んで感電してしまうケースです。
また、タオルを引きずり込んでしまい、首や足、体に絡みついて締まってしまう事故も少なくありません。
タオルは上に置いていても横に掛けていても、子犬が引っ張り込もうとすることが多く、想像以上に危険なアイテムです。
特にケージの中にタオルを入れている場合は注意が必要です。
爪がタオルの布に引っかかり、そのまま足に絡みついて血流を遮断してしまうことがあります。
実際に足がパンパンに腫れてしまったり、気づくのが遅れて手遅れになってしまうケースもあります。
そのため、お留守番前にはケージ周りにタオルや布類、紐状の物、電気コードなどを置かないことが大切です。
どうしてもタオルを使う場合は、爪をこまめに切って引っかかりにくい状態にしておきましょう。
お留守番中の環境は、安心できるだけでなく、「事故が起きないか」という視点で確認することが欠かせません。
お留守番中の環境は、「安心できるか」「自分で調整できるか」「危険がないか」の3点で考えることが基本です。
ここまで、お留守番中の環境づくりと、事故を防ぐために特に気をつけたい安全ポイントについて解説してきました。
大切なのは、子犬が「安心して過ごせること」と同時に、「危険が起きない環境」を事前に整えておくことです。
次は、こうした考え方を踏まえたうえで、マルプーの社会化とお留守番について、全体像を一度整理していきます。
マルプーの社会化とお留守番まとめ
マルプーの社会化とお留守番について、「いつから・何を意識すればいいか」を初心者の方にも分かりやすく、一覧で整理しました。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 社会化 | 基礎は整っているので広げるだけ |
| 開始時期 | 生後2ヶ月頃から段階的に |
| お留守番 | 短時間で落ち着けるか確認 |
| 重要点 | 温度・寝る場所・安全 |
ここまでで、室内での社会化やお留守番の考え方が整理できたと思います。
次は、外の世界に慣れていくために多くの方が悩む「散歩はいつから始めるべきか」について解説します。
マルプーの散歩はいつから始める?
マルプーの散歩は、
「いつから外を歩かせるか」よりも「どう段階を踏むか」 が大切です。
いきなり地面を歩かせる必要はありません。
散歩は 準備 → 慣らし → 実際に歩く という流れで進めていきます。
散歩を始める時期の目安
一般的な目安は以下の通りです。
• 抱っこ散歩:生後2ヶ月頃〜
• 地面を歩く散歩:ワクチン接種が終わり、獣医師の指示が出てから
※ 無理に早める必要はありません。
まずは「抱っこ散歩」から始める
散歩の第一段階は、
外の音・匂い・空気に慣れること です。
• 車の音
• 人の声
• 風や外の匂い
これらを 安全な距離から経験する ことで、
地面を歩く散歩がスムーズになります。
地面を歩く散歩を始めるときのポイント
実際に歩き始めるときは、
• 最初は 5〜10分程度
• 無理に歩かせない
• 立ち止まったら待つ
が基本です。
怖がって動かない場合は、
「まだ慣れていないだけ」なので、
無理に引っ張らず、いったん切り上げて問題ありません。
散歩でよくある勘違い
初心者の方がよくやってしまうのが、
• 毎日長く歩かせないといけない
• 歩かない=問題行動
• 散歩で疲れさせれば落ち着く
という考え方です。
マルプーの場合、
散歩=運動量の確保 ではなく、
経験を増やす時間 と考える方がうまくいきます。
散歩がうまくいかないときの考え方
散歩を嫌がる、歩かない場合は、
• 外の刺激が多すぎる
• 睡眠が足りていない
• 室内で十分に落ち着けていない
といった 環境面の影響 が関係していることが多くあります。
まずは散歩そのものより、
生活リズムと休める環境を整えること を優先してください。
ここまでを踏まえて、マルプーの散歩について
「いつから始めるか」「何を意識すればいいか」を、分かりやすくまとめました。
初心者の方は、次の表で全体の流れを確認してみてください。
マルプーの散歩まとめ表
マルプーの散歩は、月齢やワクチン状況に応じて段階的に進めることが大切です。散歩開始までの流れを一覧で整理しました。
| 段階 | 目安時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 準備 | 生後2ヶ月頃〜 | 首輪・ハーネスに慣れる |
| 慣らし | 同時期 | 抱っこ散歩で外を体験 |
| 実践 | ワクチン後 | 短時間から地面を歩く |
まとめ|マルプーの散歩は「慣れ」がすべて
マルプーの散歩で一番大切なのは、
「いつから歩かせるか」ではなく、「どう慣れさせていくか」という考え方です。
首輪・音・外の空気に少しずつ慣れ、
「怖くない」「楽しい」という印象を積み重ねることが、
結果的に一番スムーズな散歩につながります。
歩かない、嫌がる場合も、
無理に進めず段階を戻してあげることで、
自然と散歩に慣れていく子がほとんどです。
マルプーを迎える前に初心者が知っておくべきこと
マルプーは見た目の可愛さから人気の高い犬種ですが、
迎える前に「知っておいた方がいいポイント」を押さえておくことで、
迎えたあとの不安やトラブルを大きく減らすことができます。
ここでは、マルプーを迎える前に、初心者の方が最低限知っておくべきことを
6つのポイントに分けてわかりやすくまとめています。
- マルプーは「手がかからない犬」ではない
マルプーは飼いやすいと言われることが多いですが、
「何もしなくても大丈夫」という意味ではありません。
• 人が好きで甘えん坊な傾向
• 環境の変化に影響を受けやすい
• 生活リズムが乱れると不安定になりやすい
この特性を理解しておくことが大切です。
- しつけより先に大事なのは「生活環境」
初心者の方がやりがちなのが、
迎えた直後から「しつけ」を意識しすぎてしまうことです。
実際には、
• 落ち着いて休める場所があるか
• ご飯・寝る・遊ぶの場所が分かれているか
• 温度や湿度が合っているか
といった 生活環境の安定 が最優先になります。
- ご飯は「月齢」より「食べられるか」が重要
「生後〇ヶ月だからこのフード」という考えに、
無理に合わせる必要はありません。
• きちんと食べられているか
• 体調が安定しているか
• 便の状態が安定しているか
これらを基準に考える方が、結果的にうまくいきます。
- トイレ・甘噛み・吠えは「失敗して普通」
迎えてすぐに、
• トイレを失敗する
• 甘噛みをする
• 吠える
これらは 異常ではありません。
多くの場合、
• 環境に慣れていない
• 睡眠が足りていない
• 刺激が多すぎる
といった原因が重なっています。
- 散歩は「準備期間」が大切
散歩は迎えてすぐに始めるものではありません。
• まずは室内で落ち着く練習
• 抱っこで外の環境に慣れる
• 無理に歩かせない
この順番を知っているだけで、
散歩のトラブルはかなり減ります。
- 不安になったら「問題行動」と決めつけない
初心者の方が一番不安になるのは、
「これって問題行動ですか?」という場面です。
多くの場合は、
• まだ慣れていないだけ
• 生活リズムが整っていないだけ
というケースがほとんどです。
初心者向け・事前に知っておくべきポイントまとめ
ここでは、マルプーを迎える前に初心者の方が押さえておくべき考え方を、「性格・しつけ・ご飯・行動・散歩」の5つの視点で一覧にまとめました。
| 項目 | 知っておくべき考え方 |
|---|---|
| 性格 | 甘えん坊で、環境の影響を受けやすい |
| しつけ | しつけは、生活環境が整ってから考える |
| ご飯 | 月齢よりも「安定して食べられるか」を重視 |
| 行動 | 失敗は後戻りは、成長過程ではよくあること |
| 散歩 | 散歩は準備と慣らしを優先する |
まとめ|マルプーとの暮らしは「正しい順番」を知ることが大切
マルプーを迎える前に大切なのは、
「完璧にやろう」と気負うことではなく、
性格・しつけ・ご飯・行動・散歩を、正しい順番で考えることです。
環境が整う前にしつけを急いだり、
結果を求めすぎてしまうと、
子犬も飼い主さんも不安になりやすくなります。
まずは生活の土台を整え、
無理をせず、焦らず、少しずつ慣らしていくこと。
それだけで、初心者の方でも安心して
マルプーとの暮らしをスタートすることができます。
夜泣きの原因と対処
マルプーを迎えて最初につまずきやすいのが「夜泣き」です。
夜泣きはしつけ不足や性格の問題ではありません。
多くの場合、環境や生活リズムのズレが原因になっています。
マルプーが夜泣きする主な原因
夜泣きには、いくつかの要因が重なっていることがほとんどです。
- 環境の変化による不安
• 生まれた場所・兄弟・匂いが急に変わった
• 初めて一人で寝る状況になった
→ 不安で鳴くのは自然な反応です。 - 睡眠不足・寝る環境が合っていない
• 寒い・暑い
• 乾燥している
• 空気がこもっている
眠りが浅いと、夜中に目が覚めやすくなります。
- 昼間の刺激が強すぎる
• 来客が多い
• 抱っこや遊びが多すぎた
• 休む時間が少なかった
疲れすぎても夜泣きにつながることがあります。
- 生活リズムがまだ整っていない
• 寝る時間が毎日バラバラ
• 夜遅くまで構いすぎている
子犬はリズムが安定しないと不安定になりやすいです。
夜泣きで「やってはいけない対応」
初心者の方がやりがちですが、逆効果になることもあります。
• 鳴くたびに抱っこする
• 声をかけ続ける
• ゲージから出す
これを繰り返すと、
「鳴けば来てくれる」と覚えてしまうことがあります。
正しい夜泣きの対処法
① 寝る環境を整える
• 寒暖差が出ないようにする
• 冬は足元が冷えないように配慮
• 直風が当たらない場所にゲージを置く
② 寝る前は刺激を減らす
• 寝る直前に遊びすぎない
• 照明を少し落とす
• 声かけを控えめにする
③ 安心できる寝床を作る
• 柔らかい毛布を入れる
• 匂いのあるタオルを入れる(安全なもの)
④ 鳴いてもすぐには反応しない
• 数分様子を見る
• 明らかな異常がなければ見守る
多くの場合、数日〜1週間ほどで落ち着いてきます。
夜泣きの原因と対処まとめ表
まずは、夜泣きが起こりやすい原因と、そのときに見直したいポイントを整理して見ていきましょう。
| 原因 | よくある状態 | 対処の考え方 |
|---|---|---|
| 環境変化 | 不安で鳴く | 安心できる寝床を作る |
| 睡眠環境 | 眠りが浅い | 温度・湿度・空気を整える |
| 刺激過多 | 興奮が抜けない | 寝る前は静かに過ごす |
| 生活リズム | 寝る時間が安定しない | 毎日同じ流れを作る |
まとめ|夜泣きは「性格」ではなく「環境へのサイン」
マルプーの夜泣きは、
わがままや性格の問題ではなく、
環境や生活リズムがまだ整っていないことを知らせるサインであるケースがほとんどです。
迎えたばかりの時期は、
寝る場所・音・明るさ・温度・一日の流れなど、
子犬にとって初めてのことばかり。
そのため、叱ったり無理に我慢させるのではなく、
「何が不安なのか」「何が足りていないのか」を一つずつ見直すことが大切です。
焦らず、毎日の流れを整えていくことで、
夜泣きは自然と落ち着き、
子犬も飼い主さんも安心して眠れるようになります。
悩みは「性格」ではなく、原因を分けて考えることが大切
マルプーの吠え・甘噛み・夜泣き・トイレの失敗などの悩みは、一見同じように見えても原因はさまざまで、
「性格のせいかも…」という思い込みが、かえって対応を難しくしてしまうケースも少なくありません。
まずは、マルプーという犬種の性格や特徴を正しく理解しておくことが、育て方やしつけで悩まないための第一歩になります。
▶ マルプーの性格・特徴・飼いやすさを詳しく解説した完全ガイドはこちら
(マルプーの育て方・しつけ・悩み総まとめ)
マルプーの育て方やしつけでよくある悩みを、「原因」「初心者がやりがちな間違い」「正しい対処法」に分けて一覧でまとめました。
| 悩み内容 | よくある原因 | 初心者がやりがちな勘違い | 正しい対処・考え方 |
|---|---|---|---|
| 夜泣き | 環境の変化 睡眠不足 寒さ・暑さ・空気のこもり | 寂しがり屋な性格 甘え癖 | 寝床環境を整える 生活リズムを一定にする |
| トイレトレーニングが進まない | 匂いが残っている 失敗場所を覚えている タイミングのズレ | 覚えが悪い しつけ不足 | 匂いを完全に消す 成功体験を増やす |
| 甘噛み | 睡眠不足 体のかゆみ・違和感 ストレス | 噛み癖が強い 叱れば直る | 休める環境を整える 刺激を減らす |
| 吠える | 不安・興奮 空気がこもった室内環境 体調の違和感 | わがまま 性格の問題 | 落ち着ける環境づくり 室内環境の見直し |
| ご飯を食べない | 食べる場所が落ち着かない フードが合っていない 緊張・ストレス | 好き嫌いが激しい フードの質が悪い | 食事場所を固定する 食べやすい形から慣らす |
| 社会化がうまくいかない | 刺激が強すぎる 外の環境に慣れていない | 社会化は難しい 特別な訓練が必要 | 日常環境で少しずつ慣らす 無理に進めない |
| 散歩を嫌がる | 外の刺激が強すぎる 準備不足 睡眠不足 | 散歩が嫌い 運動不足 | 抱っこ散歩から始める 短時間から慣らす |
| 初心者で不安が多い | 情報過多 正解を求めすぎている | 失敗してはいけない 完璧にやらなきゃ | 環境を整えることを優先 焦らず段階的に進める |
初心者がつまずきやすい悩みは「育て方」より「環境」が原因
夜泣き、トイレトレーニング、甘噛み、吠え、ご飯を食べない、社会化、散歩のタイミングなど、
マルプーを迎えたあとに多くの初心者の方が悩むポイントはたくさんあります。
しかし、これらの悩みの多くは
「しつけができていない」「育て方が間違っている」ことが原因ではありません。
実際には、
生活リズムが合っていない、十分に休めていない、刺激が多すぎる、
安心して落ち着ける場所が整っていないなど、
日常環境のズレが積み重なって起きているケースがほとんどです。
一つひとつの悩みを別々に解決しようとするよりも、
まずは「今の環境がその子に合っているか」を見直すことが、
結果的に一番の近道になります。
マルプーとの生活で大切なのは、
「正しいやり方を探すこと」ではなく、
その子が落ち着いて過ごせる環境を作ることです。
悩みが出たときは、しつけを疑う前に、
まず 生活環境・睡眠・刺激量 を見直してみてください。
それが、
マルプーを迎えた初心者の方にとって、一番失敗しにくい育て方です。

マルプーとの生活で、いちばん大切な考え方
マルプーとの生活で大切なのは、
「正しく育てよう」と頑張りすぎることではありません。
夜泣きやトイレ、甘噛み、吠えなど、
うまくいかないことが起きたときに、
「自分のやり方が間違っているのでは」と
必要以上に不安にならなくて大丈夫です。
多くの場合、少し立ち止まって
生活環境や過ごし方を見直してあげるだけで、
子犬は自然と落ち着きを取り戻していきます。
完璧を目指さなくても構いません。
その子のペースに合わせて、
一緒に慣れていく気持ちを大切にしてください。
それが、
マルプーと長く、穏やかに暮らしていくための
いちばん失敗しにくい育て方です。
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