【2025年最新版】子犬販売、ブリーダーから購入する際気をつけるべき5つのポイント

子犬販売しているブリーダーから購入する際、何を気をつければ良いのか知りたいですか?

ブリーダーから購入する際気をつけるポイントを5つにまとめてみました。

不安を抱えている方のために、初心者の方向けにわかりやすく解説します。

記事の信頼性

この記事は、子犬の育成と健康管理に長年携わってきた

「マルプリティ代表 冨田 健(トイプードルでEXCELLENT受賞、秋田犬で日本チャンピオン、韓国修行経験あり)」が執筆しています。

子犬を初めて迎える方にもわかりやすく、リアルな情報をお届け致します。

マルプリティ 冨田 健のプロフィール【実績と評価】

1. 信頼できるブリーダーかどうかを確認する

子犬を安心して迎えるためには、信頼できるブリーダーさんから購入することが絶対条件です。

以下のようなポイントで見極めましょう。

  • 親犬の健康状態や性格を教えてくれる
  • ワクチン接種・駆虫などの履歴が明確
  • 購入後のアフターフォローがある
  • 実績と評価を公表している

ブリーダー直販スタイルの店舗か?

ペットショップか?

アフターフォローをしっかりしているか?

Googleレビュー、SNSを見て判断してみましょう。


2. 健康状態は「有無」ではなく「グレード」で確認

疾患が無い方が良いですが、気にしなくて良いグレードでインターネットの情報で翻弄されている方が多いです。
子犬でよくある症状としては、

  • ペコ(頭の隙間/泉門開存)
  • パテラ(膝蓋骨脱臼)
  • 鼠径ヘルニア
  • オーバー(出っ歯)、アンダー(しゃくれ)

などがありますが、大切なのは「ある・ない」だけでなく、グレードがいくつかをしっかり確認することです。

生き物ですので人間と一緒で多少歯がずれていたり(ブルドッグ系はアンダーがスタンダード)

斜視がある子もいますが(チワワは目が離れがちがスタンダード、アップルヘッドなので子犬の時期は多少のペコはある)等

犬種によってなりやすい疾患ポイントがあることを理解することが大事です。

そして生活する上で支障がないレベルか、をみます。

【例】フレブルでアンダー2mmの子がいるけどフレブルだからそこまで気にしなくて良いか。。2mmずれているけどご飯は食べづらそうではないから大丈夫だね。。など

【例】チワワ系のミックスだから小さいペコあるのは理解できるけど(成長によって隙間が埋まってくる子が多い)、目が斜視過ぎるし上手く歩けてない(水頭症の疑い)大丈夫だろうか。。など


ワンポイントアドバイス

ブリーダーに見学行く前に、見学する子犬の犬種を事前に勉強しておくとトラブル防止にもなります。

【例】(チワワ系ミックス)この子を引き取って水頭症になった場合、保険はおりますか?

    引き取って水頭症になった場合、生体補償は効きますか?など

子犬を受け取る前に勉強をしておけばブリーダーと事前に話し合いができるので心配事が減ります。


● ペコのグレードとは?

ペコは体が小さい子犬やチワワに多く見られる特徴で、特にアップルヘッド型の子に多い傾向があります。

人間の赤ちゃんと同様に、頭蓋骨が完全に閉じる前の「隙間」が残っている状態で、自然に閉じることも多いですが、その大きさによって健康への影響が変わります。

● ペコが重度な場合に確認すべきこと

  • まっすぐ歩けない、ふらつく
  • 頭が垂れている(垂頭症)
  • 目が定まらず、ロンパリのように焦点が合っていない

このような様子が見られる場合は、水頭症や脳圧異常の可能性も考えられるため、購入前に必ず動きや目の様子を観察し、信頼できる説明を受けてください。

● 鼠径ヘルニアは去勢手術と同時に治療できることが多い

鼠径ヘルニア(足の付け根付近のふくらみ)は、子犬に比較的よく見られる軽度の異常です。

グレード1〜2の軽度であれば、今すぐ手術が必要になることは少なく、

多くの方が1歳を超えて去勢手術を行う際に、全身麻酔と同時に整復手術を行っています。

このようにすれば、麻酔の回数を1回に抑えることができ、体への負担を軽減できます。

成長を見ながら獣医師やブリーダーと相談し、計画的な処置を検討するのが安心です。

●オーバー(出っ歯)、アンダー(しゃくれ)等の歯の5㎜程度のずれでしたらそこまで気にしなくて良いと思います。

ウチに10㎜オーバーずれている子でも普通にご飯食べれてます。気を付けなくてはいけないのが

顎(あご)ずれ、口蓋裂(フレブルに多い、鼻と口が繋がっている)

ご飯を上手く食べれないことがあります。

生活する上で、問題あるか、ないかを基準に判断してみましょう。

3. ご飯は何を食べているかも確認

見落とされがちですが、「今、何を食べているのか?」という情報もとても重要です。

子犬は急なフードの変更でお腹を壊したり食べなくなることがあるため、

  • 現在のフードの銘柄と種類
  • 食べる量や回数
  • 食の好みやアレルギーの有無
  • 今までどのサプリメントを与えていたか、お腹を壊す前例があったか

などを事前に確認し、お迎え後もしばらく同じご飯を与えるのが理想です。

よく初心者の方で子犬は何でも食べると思う方がいますがメーカーはどこで何という種類か、まで詳しく聞くのは大事です。

もしそのフードがすぐ手元に届かないことがあれば命に関わることがあります。

又、ペットショップのフードセット ○○年契約はやめましょう。

成長によって好みが変わったり、アレルギーが出る可能性があるからです。将来的にはドッグフードより

手作りご飯がおすすめです。

【アレルギーが少ないトイプードル・マルプーにおすすめの手作りごはんレシピ】

4. 値段だけで決めない

「子犬 値段」などで検索する方も多いですが、価格の安さだけで選ぶのは危険です。

逆に値段が高いから安心とも言えません。

評価が高くアフターフォローがしっかりしているところを選びましょう。

  • 初期費用が安くても、治療費で結果的に高くつくこともある、保険はあるか?疾患はどの程度か?
  • 疾患がグレードいくつかを正直に報告してくれるところ、疾患はどの程度か?
  • アフターフォローがしっかりしているか?(Googleレビュー SNS)参照
  • 健康診断書の有無
  • 生体補償の有無
  • なぜこの価格なのかを説明出来るか?

価格の背景にある育成・医療・サポートの質にも注目しましょう。

5. アフターフォローがあるかどうか

お迎え後に不安が出てくるのは当然のことです。

  • ご飯を食べない
  • 夜泣きがひどい
  • 軟便や下痢など

こうしたときに、気軽に相談できるアフターフォローの有無はとても重要です。

信頼できるブリーダーであれば、「買って終わり」ではなく、家族としてのスタートを一緒に見守ってくれる存在になります。

アフターフォローがしっかり出来ているところは、お客様と近い関係になっているので子犬の成長姿や誕生日などをSNSから発信していることが多いので確認してみましょう。

■ 評価・レビューを確認する

購入前には、実際にそのブリーダーや販売元から購入した人の声を確認しましょう。

  • 口コミやGoogleレビュー
  • InstagramやTikTokなどSNSでの投稿
  • お客様の声として紹介されている事例

こうしたリアルな評価を見ることで、購入後の対応が丁寧か、信頼できるかが見えてきます。

■ 業者間のつながり・顧客との継続的な関係もチェック

  • 他のブリーダーや関連業者と良好な付き合いがあるかどうか
  • 過去のお客様との関係が今でも続いているかどうか

こうした点は、SNSでのやり取りや投稿内容からも確認できます。

普段から周りの同業者や人間関係を大切にしているブリーダーであれば、信頼性も高めです。

まとめ

ワンちゃんを安心して迎えるためには、以下の5つのポイントを押さえておきましょう

  1. 信頼できるブリーダーかどうか
  2. 健康状態は「グレード」まで確認する(ペコ・パテラ・ヘルニアなど)
  3. 現在のご飯や食の傾向を把握する
  4. 値段の背景にある育成・医療体制を知る
  5. 購入後のサポート体制・評判・継続的な関係を確認する





評判の良い、おすすめのブリーダーさんの見分け方 8選



マルプリティ公式サイト・SNS一覧