マルプーの性格・特徴・飼いやすさ完全ガイド|初心者でも失敗しない決定版

マルプーは本当に飼いやすい?
性格・吠えやすさ・向いている家庭を、初心者目線でわかりやすく解説します。
日本チャンピオン獲得経験を持つ目利きが、実際に多くの子犬を見てきた経験をもとに
「家庭に合わず後悔しないための選び方」をまとめました。

本記事は、マルプーを初めて迎える方が「性格・特徴・買いやすさ」を理解し、失敗しない選択をするための初心者向け完全ガイドです。

「マルプーってどんな性格?」
「初心者でも飼いやすい?」
「小さな子どもがいる家庭でも大丈夫?」

この記事は、そんな疑問を持つ方に向けて、
マルプーの性格・特徴・飼いやすさを実際の現場経験をもとにわかりやすくまとめた完全ガイドです。

ネット上の一般論ではなく、
実際に多くのミックス犬と向き合ってきた立場から、
「なぜマルプーは初心者に向いているのか」
「どんな点に注意して選べば後悔しにくいのか」を解説します。

【この記事を書いた人】

マルプリティ代表   冨田 健

日本で純血種の犬質・トリミング・ハンドリングを学び、
ミックス犬の本場・韓国で半年間の修行を経験。
現在は、可愛さと健康のバランスを重視し、
初心者でも安心して迎えられるミックス犬の紹介に力を入れております。

 

マルプリティ代表 冨田 健は

2021年にトイプードルでEXCELLENT受賞

チワワでBEST of BREED受賞

2023年には秋田犬でJKC日本チャンピオン受賞

純血種で学んだ犬質・行動学の知識を活かし、数多くのマルプーと向き合ってきた経験から、実際の現場に基づいた性格の傾向をわかりやすくまとめています。

1000頭以上のマルプーを育ててきたマルプー専門ブリーダー「マルプリティの実績と評価」


初めてマルプーを迎える方でも、後悔しない選び方がすぐ分かる内容です。

【目次】

マルプーとは?犬種の基礎理解



マルプーとは、マルチーズとトイプードルを組み合わせたミックス犬で、
「可愛さ」「賢さ」「飼いやすさ」のバランスに優れた犬種として高い人気があります。

全体的に性格は穏やかで人懐っこく、家族への愛情が深い傾向があり、
無駄吠えも比較的少ないことから、犬を初めて迎える方にも向いているとされています。

また、マルチーズとトイプードルはいずれも毛が抜けにくい犬種のため、
マルプーも被毛が抜けにくく、室内飼いでも毛の掃除がしやすく、
清潔に保ちやすい点が大きな特徴です。

小型犬で扱いやすく、性格も落ち着いていることから、
初心者の方や年配の方にも迎えやすく、
他の犬とも比較的うまく馴染みやすいため、
多頭飼いや他犬種との同居にも向いている傾向があります。

見た目の可愛さに加え、性格と飼いやすさのバランスが非常に良く、
さまざまなライフスタイルに適応しやすいことから、
マルプーはミックス犬の中でも特に人気の高い犬種として知られています。

初めてマルプーを迎える方は、事前に準備しておきたい基礎知識もあわせてご覧ください

マルプーの性格(臆病・甘えん坊・大人しい・元気)

マルプーの性格は「優しさ」「柔らかさ」「愛情深さ」が強く、初めての方でも非常に扱いやすいと言われます。 しかし、ひとことで“優しい性格”といっても、その中にはいくつもの特徴があり、家庭環境や育て方によっても微妙な差が出てきます。 この章では、検索ユーザーが最も求めている情報であるマルプーの性格を徹底的に深掘りし、どんな子が多いのかを細かく解説します。

臆病な一面がある(でも改善できる)

マルプーは「臆病」「慎重」と検索されることが多いですが、これは決して悪い意味ではありません。 本来マルチーズは繊細で警戒心が強い犬種で、トイプードルは賢くて周囲を観察する性格です。 そのため、マルプーには「初めての環境では慎重になる」「知らない人や音にビクッとする」という子が一定数います。

しかし臆病というよりは“慎重で周りをよく見る性格”であって、社会化さえ適切に進めれば、ほとんどの子はすぐに慣れます。

・初日だけ様子を見る ・知らない場所で固まる ・大きな音に敏感 ・知らない人には距離を取る といった行動は、むしろ正常で自然な反応です。

逆に言えば、慎重な性格は噛む・攻撃する・飛びかかるといった問題行動のリスクを下げてくれます。

甘えん坊で家族が大好き

マルプーの最大の性格の魅力は、なんといっても家族への深い愛情です。

・常に横に来る ・目が合うと尻尾を振る ・名前を呼ぶとすぐ来る ・抱っこされるのが好き ・人の表情をよく見る

このように、まるで「家族の気持ちを理解しようとしている」かのように寄り添う姿が特徴的です。

これはマルチーズの「強い家族愛」な性格と、トイプードルの「人が大好き」な性格という性質がバランス良く混ざった結果であり、 マルプーが“初心者でも飼いやすい”と言われる最大の理由でもあります。

甘えん坊な性格は、 ・子供がいる家庭 ・一人暮らし ・共働き など、どのライフスタイルにも合わせやすく、「愛情表現の多い犬が欲しい」という人にぴったりです。

大人しくて無駄吠えが少ない傾向

「マルプーって吠える?」という検索が非常に多いのですが、 多くのマルプーは無駄吠えが少なく、大人しい子が多いです。

もちろん個体差はありますが、 ・環境の変化への適応力 ・人に対する安心感 ・小型犬の中では落ち着きやすい といった多くのプラス要素があります。

特にマルプリティが扱う子犬は、 初期のケア・生活リズム・環境慣れを丁寧に整えた状態でお渡ししているため、「吠えづらい子」を探している人にはとても相性がよく飼いやすいです。

元気で遊び好き。運動量は少なめでOK

マルプーは「元気いっぱい」「遊ぶのが好き」という一面もあります。

とはいえ、トイプードルほど運動要求が高いわけではなく、 1日の中で 室内遊び10〜15分 × 2〜3回 のレベルで十分満足します。

この「元気だけど、運動量はそこまで多くない」というバランスの良さが、 ・初心者 ・子供がいる家庭 ・共働き家庭 ・集合住宅 にとって大きなメリットになり飼いやすい要因の一つです。


感情表現が豊かでコミュニケーションが取りやすい

マルプーはプードルの知能とマルチーズの優しさを併せ持つため、 人間の言葉や空気を驚くほどよく理解する傾向があり、空気が読めて賢いです。

・嬉しいと全身で喜ぶ ・悲しいと寄り添ってくる ・怒られると少ししょんぼりする ・褒められるとやる気が出る

このような「気持ちが伝わりやすい犬種」であり、家族にとっても非常に接しやすく先住犬との場の空気も読めるので他の犬種より飼いやすいです。

総まとめ:マルプーの性格の魅力

・臆病というより“慎重” ・甘えん坊で愛情深い ・大人しい子が多く、無駄吠えが少ない ・元気だけど運動量は少なめ ・感情表現が豊かで初心者向き

マルプーは総合的に見て「日本で最も飼いやすいミックス犬のひとつ」です。 特に初めて犬を飼う方、子供がいる家庭、共働き家庭には非常に相性が良いと言えます。


マルプーの特徴|見た目・毛質・毛色・サイズ(体重)


マルプー(マルチーズ×トイプードル)は、ミックス犬の中でも見た目の可愛さが群を抜いていることで知られています。特に「外見の幅広さ」「顔立ちの安定した可愛さ」「写真映えの良さ」は、多くの方がマルプーを選ぶ大きな理由です。

一方で、マルプーは「見た目の可愛さ」だけで選んでしまうと、性格や毛質、サイズ感とのギャップに悩んでしまうケースも少なくありません。そのため、迎える前にそれぞれの特徴をしっかり理解したうえで選ぶことが、とても大切なミックス犬でもあります。

また、マルプリティでは長年の経験から「本当に可愛い子だけを厳選して迎え入れる」という目利きを徹底しています。個体ごとの特徴や全体のバランスを見極めたうえで迎え入れているため、どのようなタイプのマルプーがいるのかを、ここから超詳細に解説していきます。

マルプーの毛色はどれくらい種類がある?(人気色・希少色・定番色)

マルプーの魅力のひとつが、毛色のバリエーションの豊富さです。トイプードル側の遺伝の影響で毛色が大きく変わり、マルチーズの白が混ざることで唯一無二の色合いが生まれます。

代表的な毛色一覧(詳細解説)

マルプーは同じ犬種でも、毛色によって印象が大きく変わるのが特徴です。
実際の雰囲気を知りたい方は、写真で見比べるのが一番わかりやすいでしょう。


マルプー毛色一覧(写真付き)


  • クリーム(最も人気)
    ふんわりした印象でSNS映えも良い。初心者からの人気が圧倒的。
  • アプリコット
    クリームより濃い色。テディベア感が強くなる。
  • ホワイト
    マルチーズ寄り。純白というより「ミルキーな白」。
  • ブラック(希少)
    全身黒い子は超希少。ぬいぐるみのような雰囲気。
  • ブラックタン(超希少)
    眉にタンが入る“2色タイプ”。市場にほとんど出ない。
  • シルバー
    退色で徐々に色が抜けて銀色に。高級感がある。
  • ブラウン/レッド
    濃い茶色系。テディベア度が高い人気色。

人気毛色ランキング(2025年版)

  1. クリーム
  2. アプリコット
  3. ホワイト
  4. レッド
  5. ブラックタン(希少人気)
  6. ブラック
  7. シルバー
  8. ブラウン


成長で色が変わる?(マルプーの退色・色変わり)

マルプーは成長とともに毛色が変わりやすい犬種です。特にプードル寄りの場合、退色しやすく、アプリコットやレッドは成長すると明るい色になる傾向があります。

  • 色が変わりやすい色: アプリコット、レッド、ブラウン、シルバー
  • 色が変わりにくい色: ホワイト、ブラック

マルプーの体重・サイズ(成犬時)

成犬体重の目安

  • 2.0〜3.2kg:最も多いサイズ
  • 3.5〜4.5kg:しっかりした骨格のタイプ
  • 1.5〜2.0kg:小さめタイプ
  • 4.5kg以上:やや大きめ(少ない)

体高(成犬)

  • 20〜28cm:一般的な範囲
  • 30cm以上は比較的まれ

マルプーの顔つき(可愛いと感じるポイント)

① マルチーズ寄りのベビーフェイス

  • 鼻が短い
  • 目が大きく丸い
  • 顔が小さい
  • 全体的に丸いシルエット

② トイプードル寄りのテディベアフェイス

  • ふわふわの毛質
  • 丸い輪郭
  • SNS映えしやすい

抜け毛は少ない?(結論:少ないがゼロではない)

マルプーは両親犬とも「抜け毛が少ない犬種」なので、非常に抜け毛が少ない部類に入ります。ただし完全にゼロではありません。毛質によっては多少抜ける子もいます。

毛質の種類

ウェーブ:中間タイプ。最も多い。

ストレート:マルチーズ寄り。柔らかい。

カール:プードル寄り。毛玉になりやすい。


マルプーの毛色比較表(特徴・人気度・退色しやすさ)

毛色特徴人気度退色しやすさ
クリームふんわり柔らかい印象。写真映えが良く初心者人気No.1。★★★★★★★★☆☆(やや変わる)
アプリコットテディベア感が強い。濃い部分が退色しやすい。★★★★★★★★★★(非常に変わりやすい)
ホワイトマルチーズ寄りのミルキーな白。清潔感が強い。★★★★☆★☆☆☆☆(ほぼ変わらない)
ブラック希少。くっきりした黒で存在感が強い。★★★☆☆★★☆☆☆(少し薄くなる)
ブラックタン超希少。眉のタンが可愛い“二色マルプー”。★★★★☆(希少人気)★★☆☆☆
シルバー退色して銀色になる。高級感がある。★★★☆☆★★★★★(退色して完成する色)
ブラウン/レッド濃い茶色。テディベア感が強い。★★★☆☆★★★★☆(よく変わる)




毛質 × 毛色の相性マップ

マルプーは毛質によって手入れのしやすさが大きく変わるため、毛色と合わせて選ぶのも重要です。

毛質向いている毛色手入れ難易度
ストレートホワイト / クリーム / シルバー★★☆☆☆(比較的ラク)
ウェーブアプリコット / クリーム / レッド★★★☆☆(一般的)
カールブラウン / ブラック / ブラックタン★★★★☆(毛玉注意)


マルプーのサイズ比較表

タイプ体重特徴向いている家庭
小さめタイプ1.5〜2.2kgぬいぐるみのような小柄サイズ。抱っこしやすい。一人暮らし / 室内中心
一般的タイプ(最も多い)2.3〜3.2kg扱いやすいサイズ。健康面でも安定している。初心者 / 子どもがいる家庭
しっかりタイプ3.5〜4.8kg骨格が強く運動が好き。安心感がある。散歩が好き / 多頭飼い向き


マルプーの顔タイプ比較(どっちが好み?)

タイプ特徴向いている好きの傾向
マルチーズ寄りベビーフェイス・丸い目 ・短めの鼻 ・幼い印象 ・ふわふわ白系が多い赤ちゃん顔が好き / 優しい雰囲気が好き
プードル寄りテディベアフェイス・くりくりした目 ・やや長い鼻 ・毛量が多い ・テディベア感が強いぬいぐるみ系が好き / しっかりタイプが好き

あなたに合うマルプーはどれ?初心者・子供がいる家庭・共働きに向くタイプ解説



マルプーは「性格が良い犬」ではなく、「環境によって性格の出方が大きく変わる犬」です。

マルプーは「臆病」「甘えん坊」「大人しい」「元気」「吠える・吠えない」「賢い」「しつけのしやすさ」など、同じ犬種でも個体差が大きいミックス犬です。
しかしその一方で、生活環境や飼い主との関わり方によって“相性の良さ”が大きく変わるため、家庭に合ったタイプを選ぶことがとても重要になります。

なお、性格の相性を理解しても、迎え方や最初のしつけを間違えると「思っていたのと違う」と感じてしまうことも少なくありません。

なお、「飼いやすいかどうか」は、マルプーの性格だけでなく、迎え方や最初のしつけによっても大きく左右されます。

特に初心者の場合、「性格は合っているはずなのに大変だった」と感じる原因の多くは、最初の関わり方にあります。

 ▶ 初心者が失敗しないマルプーのしつけ・育て方完全ガイド



マルプーは「臆病」「甘えん坊」「大人しい」「元気」「吠える・吠えない」「賢い」「しつけのしやすさ」など個体差が大きいミックス犬です。しかし、生活環境によって“相性の良さ”が大きく変わるため、家庭に合ったタイプを選ぶことがとても重要です。

ここでは、マルプーの性格と家庭環境の相性を、初心者でも分かりやすく表・図・チェックリストで徹底解説します。

マルプーの主要な性格タイプ(6分類)

性格タイプ特徴向いている家庭
① 超甘えん坊タイプ・常にくっついていたい ・飼い主大好き ・一人時間が苦手在宅ワーク / シニア / 一人暮らし
② 臆病で慎重タイプ・初対面が苦手 ・新しい環境に慣れるのがゆっくり ・音に敏感で吠えやすい場合も静かな家庭 / 子どもがいない家庭
③ 陽気で元気タイプ・遊ぶのが大好き ・運動欲求がやや高め ・フレンドリーで社会性が高い家族向け / 運動好き / 多頭飼い
④ とても大人しいタイプ・吠えにくい ・穏やかで落ち着いている ・初めて犬を飼う家庭でも扱いやすい初心者 / 子どもがいる家庭
⑤ 賢くてしつけしやすいタイプ・吸収が早い ・トイレ成功率が高い ・コマンド理解が早い初めてでも安心 / 忙しい家庭
⑥ 自立心があるタイプ・独り遊びが得意 ・留守番が比較的得意 ・気分屋な面もある共働き家庭 / 一人暮らし

家庭環境別:最適なマルプータイプ診断

■ 在宅ワークが多い家庭

相性がいいタイプ:①甘えん坊タイプ / ⑤賢いタイプ

  • 一緒に過ごす時間が多いほど甘えん坊タイプは幸せ
  • しつけに時間をかけられるため賢いタイプは伸びる

■ 子どもがいる家庭

相性がいいタイプ:③元気タイプ / ④大人しいタイプ

  • 元気タイプは遊び相手に向いている
  • 大人しいタイプは優しく過ごせる
  • 噛みやすいタイプは避けた方が安全

■ 一人暮らし

相性がいいタイプ:①甘えん坊タイプ / ⑥自立タイプ

  • 甘えん坊タイプ=常に癒しになる
  • 自立タイプ=仕事で外出が多くても安心

■ 共働き家庭

相性がいいタイプ:⑤賢いタイプ / ⑥自立タイプ

  • 賢い=しつけ効率が良い
  • 自立タイプ=留守番が比較的得意

小さめマルプーとしっかりマルプー|向いている人の違いを解説

■ 小さめマルプーが向いている人

  • 抱っこして過ごす時間が長い
  • 運動量は少なめがいい
  • 室内中心で生活したい

■ しっかりマルプーが向いている人

  • 散歩やアウトドアが好き
  • 丈夫な体格の子がいい
  • 子どもがいる家庭

マルプーのしつけは、「犬種だから難しい・簡単」というよりも、
性格・タイプ・月齢(成長段階)によって、苦労するポイントや難易度が大きく変わるのが特徴です。

この章では、初心者の方が子犬を迎えたあとに
「思っていたより大変だった」「ここでつまずいた」という声が多いポイントを中心に、
性格別・月齢別のしつけ難易度や、
失敗しやすい行動・タイミングを分かりやすく整理しています。

これから紹介する内容を事前に知っておくことで、
「性格や成長に合わない無理なしつけ」を避けやすくなり、
マルプーとの生活をよりスムーズにスタートしやすくなります。

マルプー初心者が飼うときに苦労するポイントTOP10

マルプーは「飼いやすい」「初心者向け」と言われることが多いミックス犬ですが、
実際に初めて迎えると「想像と違った」「知らなかった」という悩みが出やすい犬種でもあります。
ここでは、マルプ初心者が特につまずきやすいポイントをTOP10形式でまとめました。

  1. 思っていたサイズ感と違う
    → 小さく収まると思っていたら、意外としっかりサイズになるケースも。
  2. 性格に個体差があることを知らなかった
    → 甘えん坊・臆病・活発など、マルプは性格の幅が広い。
  3. 吠えないと思っていたのに吠える
    → 不安・警戒・要求吠えなど、理由を知らないと対処できない。
  4. トイレトレーニングが意外と大変
    → 賢い反面、環境変化で失敗が続くことも多い。
  5. ご飯を食べない時期がある
    → 偏食・気分・環境ストレスが原因になることが多い。
  6. 甘噛みが強くて不安になる
    → 歯の生え変わり期と遊び方を知らないと悪化しやすい。
  7. 涙やけ・皮膚トラブルが出やすい
    → フード・体質・ケア不足が重なると起きやすい。
  8. 留守番が苦手な子もいる
    → 甘えん坊タイプは分離不安が出やすい。
  9. 運動量の調整が難しい
    → 少なすぎても多すぎても問題が出やすい。
  10. 「初心者向け」という言葉を信じすぎた
    → 飼いやすい=何もしなくていい、ではない。

これらを事前に理解しておくだけで、
マルプーを迎えてからの後悔やトラブルは大きく減らすことができます。

マルプーのしつけ難易度まとめ 性格・月齢別に苦労するポイントを解説

マルプーは「賢くてしつけやすい」「初心者でも飼いやすい」と言われることが多い犬種です。
しかし実際には、性格や月齢によって、しつけで苦労しやすいポイントは大きく異なります。

ここでは、マルプーを初めて飼う方がつまずきやすいポイントを、
性格別・月齢別に整理しながら、どこで苦労しやすいのかを分かりやすく解説します。

分類苦労しやすいポイント初心者のつまずき例
性格の違い吠え・留守番・集中力「思ったより大変」と感じやすい
月齢の違いトイレ・甘噛み・反抗期「言うことを聞かなくなった」と不安になる

マルプーのしつけで感じる「難しさ」は、
実は性格の違いによるものが大きな割合を占めます。
まずは、性格タイプごとに、苦労しやすいポイントを整理して見ていきましょう。

性格タイプ主な特徴苦労しやすいポイントよくある勘違い
臆病タイプ音・人・環境変化に敏感吠えやすい/散歩を嫌がる/初対面が苦手性格が悪い・しつけが失敗
甘えん坊タイプ人が大好き・依存傾向留守番が苦手/後追い/分離不安わがまま・甘やかしすぎ
活発タイプエネルギー多め・好奇心旺盛落ち着きがない/飛びつき/興奮しやすい言うことを聞かない
賢すぎるタイプ学習能力が高いわざとトイレを外す/指示を選ぶ反抗期・上下関係勘違い



月齢別に出やすい性格トラブル

【生後2〜3ヶ月】不安が前面に出やすい時期

この時期の行動は、性格そのものというより
不安の出方に性格差が出ると考えると理解しやすくなります。
• 臆病タイプ
→ 夜泣きが続く/人の気配がないと落ち着かない
• 甘えん坊タイプ
→ 後追いが激しい/一人にすると鳴く

この段階で無理に自立を求めると、
後々「分離不安」につながりやすくなります。



【生後4〜5ヶ月】賢さがトラブルに見えやすい時期

頭の回転が速くなり、
性格差が“問題行動”として見え始める時期です。
• 賢すぎるタイプ
→ わざとトイレを外す/人の反応を試す
• 活発タイプ
→ いたずらが増える/興奮しやすい

ここで「言うことを聞かない」と決めつけると、
しつけが噛み合わなくなりやすくなります。

【生後6〜8ヶ月】性格による“しつけ難易度差”が最大化

この頃から
同じマルプーでも別犬種のように差が出るタイミングです。
• 臆病タイプ
→ 吠え癖が出やすい/散歩を嫌がる
• 活発タイプ
→ 飛びつき/制御が効きにくい

この時期に性格を無視した対応をすると、
「飼いにくい犬」という印象が残りやすくなります。

【生後9ヶ月〜1歳】対応次第で“楽な犬”にも“大変な犬”にもなる

ここまでの積み重ねが、そのまま結果に出ます。
• 性格に合った対応ができている
→ 落ち着いて飼いやすい
• 合っていない対応を続けている
→ 吠え・留守番・指示無視が残る

マルプーは
自然に落ち着く犬種ではなく、理解されて落ち着く犬種です。

吠える?吠えない?マルプーの吠え癖分析

マルプーは吠えにくい犬と言われますが、環境や月齢によって吠え方が変わるため、吠えが気になると感じるケースもあります。

ここでは、初心者の方でも分かりやすいように、
「吠えやすいマルプー」と「吠えにくいマルプー」の傾向を整理して見ていきます。

マルプリティの場合は、 マルプーの子犬の性格や反応を事前にしっかり見極めたうえでご案内しているため、
「極端に吠えやすいタイプ」「不安が強すぎるタイプ」はあらかじめ説明を行っております。

ですので吠えが出やすい時期や性格傾向についても事前に共有しているため、
「知らずに迎えて後悔する」という状況を避けやすいのが特徴です。

マルプーが吠えないよう基礎的なしつけは学ばせておりますし飼いやすいように社会性を学ばせております。
そのため、初めてマルプーを迎える方や、子どもがいる家庭でも、
生活に支障が出るほどの吠え癖で悩むケースは多くありませんししつけのアフターフォローも充実しておりますので安心してお迎えできます。

大切なポイント
マルプーは環境や体調が原因の場合、どれだけ叱ったり指示を出しても、吠えは改善しません。

まずは
「しっかり眠れているか」
「体に痛みやかゆみはないか」
「落ち着ける環境か」
を見直してあげることが大切です。

【マルプリティの考え方】

マルプリティでは、こうした性格や反応の傾向を事前にしっかり見極めたうえで、
吠えが出やすい時期や性格についてもあらかじめ共有しています。
そのうえで、環境に慣れやすく、安心して生活できるよう、
基礎的なしつけや日常の関わり方を大切にしています。

マルプーの健康と病気(涙やけ・パテラ・皮膚トラブル・アレルギー)

マルプーは見た目の可愛さとは裏腹に、
体の反応がとても繊細な犬種です。

涙やけ、皮膚トラブル、アレルギー、パテラなどは
それぞれ別の症状に見えますが、
実際には 「食事・水・運動・生活環境」が複雑に絡み合って起きている ケースが非常に多く見られます。

マルプーで多い健康トラブルの全体像

症状主な原因見直したいポイント
涙やけ涙管の汚れ・細菌・体内環境水の質・腸内環境・体の巡り
皮膚トラブルカビ・ダニ・細菌・酸化油脂食事内容・油・水・環境
アレルギー食材・添加物・水・環境原因の切り分け・手料理
パテラ背骨・腰・筋肉バランス床環境・運動・滑り防止

涙やけについて

涙やけは目の構造そのものよりも、
• 涙管(るいかん)に溜まった
細菌・汚れ・老廃物
• 体内環境(腸・水分・炎症)

が影響して起きているケースが多くあります。

単なる目の問題ではなく、
体の中の状態が外に出ているサインと考えると分かりやすいです。

このようなケースでは、
水分環境の見直しや体の巡りを意識することが大切で、
ミトコンドリア水を取り入れる選択肢もあります。

皮膚トラブル・アレルギー

皮膚トラブルの原因は一つではありません。
• 食事(コーン・小麦グルテン・酸化した油脂)
• 酸化が進んだおやつ・加工品
• 添加物・フッ素などの化学成分
• 水に含まれるカルキ(塩素)・フッ素
• カビ・ダニ・細菌
• 腸内環境の乱れ

これらが 複合的に影響していることがほとんどです。

特に酸化した油脂や加工品は、
体の炎症を強めやすいため注意が必要です。

アレルギー対応の基本的な考え方

アレルギーが疑われる場合は、
1. まず動物病院でチェック
2. 食事・水・生活環境を一つずつ見直す
3. それでも分からない場合、別の視点で体の反応を見る

という順番が大切です。

病院で測れる項目には限りがあるため、
検査では原因が特定できないケースも少なくありません。

マルプリティでは、
アレルギー傾向を見るための専用機器を保有しており、
何に反応しやすい体質かを探るサポートを行っています
(※診断・治療ではなく、原因を考えるための参考)。

食事面での実践的な調整方法

フードより「手料理」を軸に考える

アレルギーが出ている子は、
• フード中心ではなく
• 野菜やシンプルな手料理を主体

にして、体の反応を見ていくのがおすすめです。

鶏レバー主体の手料理

多くの子で試した結果、
食べやすく・反応が出にくく・調整しやすいのが鶏レバーです。
• 子犬:柔らかい部分を潰して使用
• 成犬:丸のみ防止のため最初は細かく

慣れてきたら、
• キャベツ
• ブロッコリー
• さつまいも

などを 必ず茹でて、少量ずつ追加します。

鶏レバーは
Amazonで2kgパックなども購入でき、
小分け冷凍すれば長く使えます。

フラクトオリゴ糖の使い方(食べが悪い子)


• ご飯・水に混ぜない
• シリンジで口の横からゆっくり

目安量
• 小さめの子:1日 約0.4ml
• 体がしっかりした子:0.5ml前後

腸を急に刺激しないため、必ず少量から行います。

炎症がある皮膚の子への補助


• 新鮮な麻の油(無添加・非酸化)
• 舌の下に 1日 約0.2ml

舌下は血中に入りやすいため、
炎症が強い子の補助的ケアとして使われることがあります。

パテラ(膝蓋骨脱臼)についての基本的な考え方

パテラは「膝だけの問題」ではなく、
背骨・腰・筋肉バランスから来ているケースが多いです。

パテラ対策で大切なこと


• 硬い床・ツルツルした床での運動を避ける
• 柔らかい土・芝生などでしっかり遊ばせる
• 背骨を使う運動を増やす

室内では、
• 滑らないマットを敷く
• ジャンプの原因になるローソファなどは置かない

「運動させない」のではなく、
正しい環境で、正しく動かすことが重要です。

いちばん大切なのは「水」

アレルギー対策でも、健康管理でも、
一番大事なのは水です。

多くの飼い主さんは、
• 食事には気を使う
• でも水はあまり気にしない

という傾向があります。

しかし、体の大部分を占め、
毎日何度も体に入るのは 水 です。
• カルキ(塩素)
• フッ素

をできるだけ除いた水を使い、
体調が弱っている時は ぬるま湯 にするだけでも
体への負担は大きく変わります。

症状ごとの考え方は「共通点」を意識する

表を見ると分かる通り、
多くの症状に共通しているのが
• 食事
• 水
• 体の使い方(運動・床環境)

です。

特に見落とされやすいのが 水 です。

何より大切なのは「水」

多くの飼い主さんは、
• フードやおやつの成分は気にする
• でも、水についてはあまり意識していない

という傾向があります。

しかし、体の大部分を占め、
毎日・何度も体に入るのは 水 です。
• 涙
• 血液
• 皮膚
• 腸内環境

すべての土台が水分です。

どんなに食事を整えても、
水の質が合っていなければ
体のトラブルが改善しにくいケースは少なくありません。

食事は「シンプル」が基本

アレルギーや皮膚トラブルがある子は、
• フードに頼りすぎない
• 食材を絞る
• 反応を一つずつ確認する

ことが大切です。

実際に試してきた中では、
• 鶏レバーを主体にした手料理
• 慣れてきたら野菜を少量ずつ追加

という流れが、
食べやすさ・調整のしやすさという点で現実的です。

まずは病院、それでも分からない場合は

体調に異変がある場合は、
まず動物病院でのチェックが最優先です。

ただし、検査には限界があり、
原因が特定できないケースもあります。

そのような場合、
マルプリティでは
体の反応傾向を見るための専用機器を保有しており、
何に反応しやすいかを探るためのサポートを行っています
(※診断・治療ではありません)。

まとめ
• マルプーの健康トラブルは単独では起きにくい
• 食事・水・運動・環境はすべてつながっている
• 特に「水」は最優先で見直す価値がある
• 原因が分からないときは一人で抱え込まない

このあと、
パテラの症状・進行・日常で気をつけたいポイントについて、
さらに詳しく解説していきます。

マルプーのパテラ(膝蓋骨脱臼)|症状・進行・日常で気をつけたいポイント

マルプーのパテラ(膝蓋骨脱臼)は、小型犬に多い関節トラブルのひとつですが、
「パテラ=将来歩けなくなる」「すぐ手術が必要」といったものではありません。
実際には、日常生活にほとんど支障がなく、普通に暮らしている子も非常に多いのが現実です。

大切なのは、グレードの数字だけを見るのではなく、
実際の歩き方や生活の様子を基準に考えることです。

マルプーのパテラと膝構造、進行段階を示した全体イラスト図解

マルプーのパテラ(膝蓋骨脱臼)は、進行度によって状態や日常生活への影響が大きく異なります。 数字だけを見ると不安になりがちですが、実際にどの程度生活に影響が出ているかが重要な判断ポイントです。 まずは、一般的に用いられる進行段階の目安を確認しておきましょう。

グレード説明
グレード1
(軽度)
マルプー パテラ グレード1
普段は正常に歩ける状態です。
指で膝を押すと一時的に外れますが、自然に元の位置へ戻ります。
痛みや日常生活への影響はほとんど見られません。
グレード2
(中等度)
マルプー パテラ グレード2
膝が外れやすく、自然には戻らないことがありますが、
手で戻すことができる段階です。
普段は正常に歩ける子も多いですが、
床環境や体重管理など生活面の配慮が必要になることがあります。
グレード3〜5
(重度)
マルプー パテラ グレード3から5
膝が常に外れた状態で戻らない段階です。
ぴっこを引く、後ろ足をほとんど使わないなど、
歩行に明らかな影響が出るケースが含まれます。
状態によっては手術を検討するレベルになります。

このように、マルプーのパテラはグレードの数字だけで一律に判断するものではありません。 グレード3であっても日常生活に大きな支障が出ない子もいれば、 グレード4〜5では継続的な管理が必要になるケースもあります。 今日も普段どおり歩けているか、違和感が出ていないかを日常の中で確認しながら、 無理のない環境づくりと体重管理を心がけることが大切です。

パテラのグレードは、病院や獣医師によって多少判断が異なることがありますが、
大まかには
人の手で外して自然に戻るかどうかを基準に説明されることが多いです。
• 自然に戻る場合は パテラ1
• 自然には戻らないが、手で戻せる場合は パテラ2

とされることが一般的です。

ただし、パテラ2であっても、日常生活はほぼ問題なく送れる子がほとんどです。
足を上げて歩く様子がなく、普通に歩いたり走り回ったりできているのであれば、
過度に気にする必要はありません。

日常生活で特に気をつけたいこと

パテラと上手に付き合うために大切なのは、
特別な治療よりも日常環境の見直しです。
• 滑りやすいフローリングに注意する
• ローソファーやベッドなど、ジャンプして着地する場所を作らない
• 高い場所から飛び降りる動線を減らす

これだけでも、膝への負担は大きく変わります。

また、散歩や運動で体をしっかり使わせてあげることが一番大切です。
無理のない範囲で体を動かし、筋肉を使わせてあげることで、
体のバランスが整いやすくなります。

背中・腰・ストレスとの関係

足を少し上げて歩く子の中には、
膝そのものではなく、背中や腰の筋肉が硬くなっていることが原因になっているケースもあります。
ストレスや冷えによって体がこわばると、姿勢が崩れ、
結果として足の使い方が不自然になることもあります。

この場合は、
• 背骨のすぐ横にある脊柱起立筋を
首から腰、尻尾の付け根まで縦方向にやさしくさすってほぐす
• 強く揉まず、「撫でる」「温める」感覚で行う

といったケアだけでも十分です。

温め方と日光の考え方

背中や腰を温めてからほぐすと、筋肉はゆるみやすくなります。
• 温熱器があれば、背中をやさしく温めてからマッサージ
• 温熱器がない場合は、お風呂に入れた後や、入浴中にやさしくさすってあげる

これだけでも体はほぐれやすくなります。

ストレス等で内臓が冷えたり固くなると背骨が曲がることがありますので、太陽の光を浴びることで、体の中ではビタミンDが関わる働きが促され、
骨や筋肉を支える土台が整いやすくなります。
こうした積み重ねが、骨・筋肉・免疫・精神面を含めたトータルな体づくりにつながっていきます。


• 散歩の中で日光を浴びる
• 外に出られない日は、日中はカーテンを開けて部屋を明るくする
• 窓を少し開けて空気を入れ替える

こうした環境づくりによって、
精神的に落ち着きやすくなり、体の緊張もゆるみ、
結果として姿勢や体の使い方が整い、パテラも落ち着きやすくなることがあります。

冬の空気の入れ替えのコツ

冬は換気が難しいですが、次の方法がおすすめです。
• 暖房は弱め設定(目安:19℃程度)
• 窓を 3〜5cmだけ開ける
• 空気の出口になるドア側も 3〜5cm開ける

これだけでも空気はしっかり入れ替わります。

エアコン使用時は空気が乾燥しやすいため、
加湿器を併用し、エアコンから離して設置してください。

この章のまとめ|パテラと上手に付き合うための考え方


• パテラ1〜2程度で、歩行や運動に支障がなければ過度に心配しない
• 日常の散歩や運動が一番のケア
• 背中・腰をやさしくほぐし、温める
• 日光・換気・湿度など環境を整える

「今日も普通に歩けているか、走れているか」
それを基準に見てあげることが、マルプーにとって一番安心な考え方です。

パテラは先天性の場合もありますが、多くは成長や生活環境の中で、身体のこわばりや背骨のバランスの乱れから起こることが多いと考えられています。

パテラと子犬選びで大切にしたい考え方

マルプーを迎える際、「パテラがあるか・ないか」だけで判断する必要はありません。
実際には、多少パテラがあったとしても、普通に歩けていて、走り回ることに支障がなければ、過度に心配する必要はないケースがほとんどです。

大切なのは、
• 今きちんと歩けているか
• 日常生活に無理が出ていないか

という点を見ることです。

パテラが軽度〜中等度であれば、
日頃の散歩や運動で体をしっかり使わせてあげること、
背中や腰をやさしくマッサージしてあげることで、
体のバランスが整い、状態が落ち着いてくることも多くあります。

特に気をつけたいのは、
滑りやすいフローリングの上で遊ばせてしまうことです。
滑ることで踏ん張れず、関節に余計な負担がかかってしまいます。

そのため、
• 土の上や外での散歩など、自然な地面で体を動かす
• 室内では、滑りにくいクッション性のあるマットを敷く

といった環境づくりがとても大切です。

インターネットや一部の情報では、
パテラについて不安を強く煽るような表現が見られることもありますが、
実際には、普通に運動させて体を動かしてあげていれば、
必要以上に心配しすぎることのほうがマイナスになる場合もあります。

日常の運動・環境・やさしいケアを意識しながら、
「今日も元気に歩けているか」を基準に見守ってあげること。
それが、マルプーとパテラに向き合ううえでの、
いちばん現実的で安心できる考え方です。

マルプーの値段・相場・どこで買うのが正解か?

マルプーを迎えたいと思ったとき、
多くの方が最初に悩むのが、
• 値段はいくらが相場なのか
• 安いと危険なのか
• 高ければ安心なのか
• 結局どこで買うのが正解なのか

という点です。

結論から言うと、
値段だけで判断するのは失敗のもとです。
大切なのは「なぜその価格なのか」「その説明に納得できるかどうか」です。

マルプーの値段相場【目安表】

価格帯よくあるケース確認したいポイント
10万〜20万円月齢が進んだ子・タイミング販売安い理由をきちんと説明してもらえるか
20万〜30万円一般的な相場ゾーン内容と価格のバランスを見る
30万〜40万円見た目・流通コストが反映価格=安心と考えすぎない
40万円以上広告費・ブランド価格込み可愛さ、中身が価格に見合っているか

※地域や時期によって前後します。

「安いマルプー=危険」ではありません

インターネットでは
「安い子はやめたほうがいい」「何か問題がある」
といった情報も多く見られます。

しかし、安くなる理由には次のようなものがあります。
• 月齢が進んでいる
• 広告費をかけていない
• 中間業者を挟んでいない
• 早く家庭に迎えてほしいという判断

これらは、子犬の質や生活に直接関係しない理由です。

大切なのは、
安いかどうかではなく、その理由をきちんと説明してもらえるかどうかです。

「高いマルプー=安心」とも限りません

逆に、価格が高いからといって
必ずしも内容が良いとは限りません。

高価格になる背景には、
• 店舗維持費
• 広告費
• ブランドイメージ

といったコストが含まれていることも多く、
価格と子犬そのものの状態が比例していないケースもあります。

どこで買うのが正解なのか?

「ペットショップがいいのか、ブリーダーがいいのか」
ここで迷う方はとても多いですが、
この記事では先に結論をお伝えします。

正解は“場所”ではありません。
きちんと説明してくれて、信用できる相手かどうかです。
• 値段の理由を説明できる
• 良い点も注意点も隠さず伝えてくれる
• 迎えた後の生活を前提に話してくれる

この条件を満たしていれば、
購入先の形態そのものが問題になることは少ないです。

値段よりも先に見るべきポイント

価格を見る前に、次の点を必ず確認してください。
• 普通に歩けているか
• 日常生活に支障がなさそうか
• 飼い始めた後の説明があるか
• 困ったときに相談できるか

「この子と実際に暮らせるかどうか」を基準に考えることが、
後悔しない選び方につながります。

信用できる販売先かどうかの見極め方

もうひとつ大切なのが、販売先の信用度です。

信用できるかどうかは、
ホームページの言葉だけでなく、
• SNSでの発信内容
• お客様の声やレビュー
• 迎えた後のお客様とのやり取りが見えるか

といった部分からも判断できます。

売って終わりではなく、その後の生活まで考えているかどうかは、
事前にある程度見えてくるものです。

この記事のまとめ|値段より大切な考え方

マルプーを迎えたいと思ったとき、
多くの方が最初に悩むのが「値段はいくらが相場なのか」「安いと危険なのか」「高ければ安心なのか」、
そして「結局どこで迎えるのが正解なのか」という点です。

結論から言うと、
値段だけで判断するのは失敗につながりやすいということ。

大切なのは、
「なぜその価格なのか」
「その説明にきちんと納得できるか」
という考え方です。

見るべきポイント注意したい判断後悔しにくい考え方
値段安い・高いだけで決めるなぜその価格なのか説明がある
販売形態ペットショップ/ブリーダーで一括判断説明内容や対応姿勢を見る
説明の内容良い点だけを聞いて決める健康・性格・注意点まで伝えてくれる
迎えた後引き渡しで終わり迎えた後も相談できる体制がある
安心感「たぶん大丈夫」で決める納得して迎えられるかどうか

マルプーの値段相場には幅があります。
そのため、安い・高いだけで判断してしまうと、
後から「思っていたのと違った」と後悔してしまうケースも少なくありません。

価格は判断材料のひとつであって、答えではありません。

「この子と安心して暮らせるか」
「迎えた後も相談できる相手か」
そこまで含めて考えることが、
後悔しないマルプー選びにつながります。

結論として、
マルプーをどこで迎えるのが正解かは、
ペットショップかブリーダーか、という区分だけでは判断できません。

なぜその価格なのかを説明できること。
健康状態や性格、注意点を事前に伝えてくれること。
そして、迎えた後も相談できる体制があること。

これらを満たしている販売先こそが、
マルプーを迎えるうえでの「正解」と言えるでしょう。

▶ 次の記事のご案内

「じゃあ結局、
ペットショップ・ブリーダー・マルプリティは何が違うの?」

次の記事では、
それぞれの仕組み・向いている人・注意点を
比較しながら詳しく解説します。

ペットショップ・ブリーダー・マルプリティの違い

子犬を迎えたいと思ったとき、多くの方がまず悩むのが、


• ペットショップがいいのか
• ブリーダーから迎えるべきか
• マルプリティーなのか

という「どこでお迎えするか」という問題です。

見た目が可愛い、価格が安い。
それも大切な要素です。

ただ、実際に多くの相談を受けてきて感じるのは、
後悔が生まれる原因は「どこで迎えたか」ではなく
「誰から迎えたか」 によるものがほとんどだということです。

結論|一番大切なのは「人を見ること」

子犬をどこで迎えるのが正解か。
結論はとてもシンプルです。

その人が、どこまで犬を総合的に見られているか

価格や写真だけで決めるのではなく、


• SNSでの発信内容
• 周囲との関わり方
• 引き渡し後のフォロー姿勢
• 知識、経験、人間性
• ドッグショーの受賞歴

こうした点から、
売って終わりではない人かどうかを見極めることが大切です。

比較項目ペットショップ一般的なブリーダーマルプリティ
子犬を見る基準月齢・見た目・販売基準が中心経験と勘に頼ることが多いドッグショー基準で骨格・歩様・性格まで総合判断
疾患の見極め病院の健康診断結果が中心病院判断+一部経験心雑音・パテラ・歩様・鼠径ヘルニア・体質傾向まで自分の目で確認
食事・体調管理フードの説明のみ決まった食事が多い体質に合わせたご飯・乳酸菌・腸内環境まで考慮
筋肉・運動の知識基本的な説明のみ経験則による判断筋肉量・肉付き・成長段階に合わせた散歩と運動を把握
しつけ・性格理解引き渡し後は対応外が多い簡単な相談のみ性格・歩き方・集中力・止まれるかまで把握
ドッグショー経験なし一部あり(外注ハンドラー)オーナー自らハンドリングし日本トップレベル評価を経験
ハンドリングなし外部ハンドラーに依頼するケースが多いオーナーハンドラーとして自ら歩かせ・静止・審査対応
引き渡し後の関係基本的に終了人によるSNS・相談対応など継続的な関係
向いている人すぐ迎えたい人ブリーダー重視の人安くてもコンディションの良い子犬を、長く安心して迎えたい人

実は、ミックス犬を安心して迎えられるかどうかは、「ミックス犬を売っているか」ではなく、純血種をどこまで理解している人が扱っているかで大きく変わります。

比較項目知識・経験が浅い販売者純血種をマスターした上でミックス犬を扱う人
純血種の理解ほぼ知らない、または最低限のみ骨格・歩様・性格・毛質まで深く理解している
ブリーディング経験ミックス犬のみを扱う先祖代々の純血種ブリーディング経験がある
ドッグショー経験なし公式ドッグショーでの出陳・評価・受賞歴がある
評価基準「かわいい」「安い」が中心骨格・動き・性格・安定感を総合的に評価
疾患・体質の見極め病院の診断結果に依存心雑音・パテラ・歩様・体質傾向を自分の目で判断
食事・体調管理の知識決まったフードを勧めるのみ体質に合わせた食事・腸内環境まで考慮できる
ミックス犬への理解「かわいい組み合わせ」程度純血種同士の特性を理解した上で掛け合わせを判断
販売後の対応基本的に終了性格・しつけ・健康まで継続的に相談可能
結果としての違いトラブルが起きやすい長期的に安定しやすく、後悔が少ない

マルプリティが「純血種を重視する」理由

マルプリティでは、
ミックス犬を扱う前提として、純血種の知識・経験を最重要視しています。

✔ 純血種の犬質
✔ 性格傾向の見極め
✔ 骨格・体格の違い
✔ 親犬の特徴が子にどう出やすいか

これらを理解した上で、
「この子はどんな家庭に向いているか」
「どんな暮らし方が合うか」
を具体的に説明できることを大切にしています。

「ただ売る」のではなく「説明できる」販売

世の中には、
• ミックス犬だから大丈夫
• 可愛いから問題ない
• 安く出せば売れる

という感覚で販売しているケースもあります。

しかしマルプリティは、

「売る前に説明できない子は紹介しない」

という考え方を大切にしています。


• 性格の傾向
• 体格の出方
• 注意点
• 合わない家庭の特徴

こうした点も含めて、
正直に伝えた上でお迎えしてもらうことが
結果的に子犬とご家族、双方の幸せにつながると考えています。

だから「どこで買うか」が一番大切

子犬選びで本当に重要なのは、

❌ 価格の安さ
❌ 流行っているか
❌ 可愛い写真

ではなく、

✅ その子の将来を説明できる人から迎えること
✅ 純血種・ミックス犬の両方を理解していること
✅ 知識と経験に裏付けされた説明があること

です。

マルプリティは
純血種の理解を土台にしたミックス犬の紹介という考え方で、
一頭一頭と向き合っています。

なぜ最初に「ドッグショー」の話をするのか?

子犬選びの判断基準を語るうえで、
最初に知っておいてほしいのが ドッグショーの世界 です。

なぜなら、
ここは「見た目が良い」「可愛い」といった感覚では一切評価されず、
犬を総合的に見抜けるかどうかだけが問われる、
非常にシビアな評価の場だからです。

ドッグショーとは何か|何が評価されているのか

ドッグショーでは、
ただ立っている姿が評価されているわけではありません。


• 骨格
• 体のバランス
• 動き(歩様)
• 性格の安定感
• 集中力
• 毛質・毛艶

これらすべてを トータルで見た総合評価 が行われます。

さらに、
• 指示通りに歩けるか
• 止まるタイミング
• 3分以上、立ち姿を静止できるか
• 審査員に触れられても嫌がらないか
• 周囲の刺激に反応しないか

といった しつけ・関係性・精神面 まで含めて評価されます。

「日本トップレベル」はどうやって評価されるのか

一般に言われる「日本一」「日本トップレベル」という評価は、
1回の勝利や、たまたまの結果で得られるものではありません。

ジャパンケネルクラブ の基準では,


• 複数回の公式ドッグショーに出陳
• 審査員が変わっても高評価を継続
• 4回以上・5回以上といった評価実績を積み重ねる
• 出陳頭数の多い場でも上位に入り続ける

こうした条件を、
長期間にわたって満たし続けた犬だけが、
日本トップレベルとして評価されます。

偶然では届かず、
総合力を証明し続けた結果 です。

マルプリティーがドッグショーで積み重ねてきた経験

マルプリティーは、
ドッグショーという厳しい評価の場で、


• トイプードルで EXCELLENT 受賞
• チワワで BEST of BREED 受賞
• 秋田犬において日本トップレベルとされる評価を受けた経験

を積み重ねてきました。

これらは誇るための実績ではなく、
犬を見る目・判断力・選別精度を磨くための土台として
現在も活かしています。

だからこそ「筋肉の付き方」まで見られる

ドッグショーの世界では、
筋肉は「多ければ良い」「太ければ良い」では評価されません。
• 動き出しの筋肉量
• 必要な部位に適切に付いているか
• 付きすぎていないか
• 成長段階に合っているか

こうした 筋肉質・肉付き・体の使い方 を
常に見られています。

そのため、
• 散歩の仕方
• 散歩を始める時期
• 運動量
• 運動の内容

まで含めて理解していなければ、
評価は安定しません。

食事・腸内環境まで判断できなければ評価は続かない

筋肉・動き・毛艶・体調は、
すべて食事と腸内環境の積み重ねです。

本当に犬を見られる人は、
• その子に合ったご飯を考えられるか
• 乳酸菌・善玉菌を体調に合わせて選べるか
• 消化や便の状態まで見ているか

ここまで含めて判断しています。

ここができていないと、
• 毛艶が落ちる
• 体調を崩しやすくなる
• アレルギーが悪化する

といった問題が起きやすくなります。

実は「疾患を見抜ける人」はほとんどいない

子犬を扱う人の中で、
• 心雑音
• パテラ(膝蓋骨脱臼)
• 歩き方の違和感
• 鼠径ヘルニア
• アレルギー体質の傾向

こうした点を、
病院の診断結果だけに頼らず、自分の目で総合的に判断できる人は本当に少数です。

多くの場合は、
• 「健康診断では問題ないと言われました」
• 「今は異常なしです」

という説明で終わってしまいます。

しかし、日常的に多くの犬を見続け、
骨格・立ち姿・歩様・触診・反応まで含めて確認している人であれば、
• 立ったときの重心のかかり方
• 歩いたときの脚運び
• 触れたときの違和感
• 呼吸音や反応のわずかな変化

から、
「今は問題なくても、将来的に注意が必要かどうか」 を判断できます。

これは、
単に子犬を販売しているだけでは身につかず、
ドッグショーなどの厳しい評価環境で
長年犬を見続けてきた経験があって初めて培われる感覚です。

ハンドラーとは何をする人なのか

ドッグショーにおける ハンドラー とは、
ワンちゃんを審査員に正しく、最も良い状態で見せるための専門職です。
• 一緒に歩かせる
• 正しいタイミングで止める
• 3分以上、立ち姿を静止させる
• 歯・噛み合わせ・骨格チェックの補助
• ワンちゃんの良さを最大限に伝える

この技術は非常に高度なため、
多くのオーナーは お金を払って外注 します。

オーナーハンドリングという極めて珍しい立ち位置

マルプリティでは、
• 犬質を自ら見極め
• 日常から関係性を築き
• オーナー自らがハンドリングを行い、ドッグショーに出陳

しています。

これは日本でも非常に珍しく、
犬を熟視し、性格・動き・体調を完全に把握していなければ成立しない立ち位置です。

だから「誰から迎えるか」が一番大切

こうした経験と知識がある人から迎えることで、
• しつけの相談ができる
• トラブル時にすぐ対応してもらえる
• 病院で言われた内容が本当に必要か判断できる

という安心感があります。

SNSから分かる判断ポイント

• ご飯や体調管理について発信しているか
• 散歩や運動の考え方が見えるか
• 見た目だけでなく中身を語っているか

SNSを見ることで、
その人が本当に犬に向き合っているかは見えてきます。

まとめ|後悔しないための本当の判断基準

子犬選びで一番大切なのは、

価格や写真ではなく、
その人がどこまで犬を総合的に理解しているか。

ドッグショーという厳しい世界で培った
判断力・経験・知識があるかどうか。

それを見極めることが、
何年・何十年と一緒に暮らしても後悔しにくい選択につながります。

初心者がやりがちなNG行動まとめ

NG行動の前に、まず「心配しすぎなくていい基準」を知ってください。

子犬の時期に、必ず気にしてほしい体調管理のポイントは、この3つだけです。

まず、下痢が見られた場合は、自己判断せず早めに動物病院を受診し、便検査を行い、必要に応じてお薬を処方してもらってください。
子犬の下痢は体力を一気に消耗するため、軽く見ないことが大切です。

次に、咳が出ている場合です。
子犬の咳は、いわゆるケンネルコフなどの感染症が関係していることもあるため、動物病院で診察を受け、抗生物質などの適切な治療を受けてください。

そしてもう一つが、体が小さい子犬に対する低血糖対策です
特に小さめの子はエネルギー切れを起こしやすいため、フラクトオリゴ糖などを使った低血糖予防を意識してあげることが重要です。

この「下痢・咳・低血糖対策」の3つさえきちんと押さえていれば、
それ以外の細かな変化に過度に神経質になる必要はありません。

子犬の時期はどうしても心配になりやすいものですが、
本当に注意すべきポイントを知っておくことで、飼い主さん自身も落ち着いて子犬と向き合うことができます。

― 良かれと思ってやっていることが、実は子犬のストレスになることも ―

子犬を迎えたばかりの頃は、
「ちゃんと育てたい」「失敗したくない」という思いから、
間違った情報に振り回されてしまうケースがとても多く見られます。

ここからは、初心者が特にやりがちなNG行動を整理して見ていきましょう。

NG① インターネットや第三者の話を真に受けすぎてしまう

SNS・掲示板・コメント欄などには、
• 「それは異常です」
• 「病院にすぐ行ったほうがいい」
• 「その行動は危険」

といった、不安を煽る意見が多くあります。

それを見てしまい、
• 本来問題ない行動に過剰反応する
• 必要のない心配をしてしまう
• 飼い主が常に不安な状態になる

結果として、その不安が子犬にも伝わり、ストレスを与えてしまうことがあります。

👉 子犬は飼い主の感情をとても敏感に感じ取ります。

NG② 「普通はこう」という意見に当てはめようとする


• 〇ヶ月ならこうあるべき
• 〇〇犬種だからこうなるはず
• 他の家の子はできている

こうした「平均」や「一般論」に無理に当てはめると、
• 本来その子の個性である部分を問題視してしまう
• 不要な矯正や叱責につながる

というケースが多くなります。

子犬にも性格・成長スピード・感じ方の違いがあります。

NG③ 不安になるたびに対応をコロコロ変えてしまう


• 昨日はOK、今日はNG
• 人によって対応が違う
• ネットで見た方法を次々試す

こうした一貫性のない対応は、
子犬にとっては非常に混乱とストレスになります。

しつけは「正しさ」よりも
落ち着いた一貫性の方が重要です。

NG④ 些細な変化を「異常」と決めつけてしまう


• 一時的に食欲が落ちた
• 少し元気がない気がする
• 行動が昨日と違う

こうした変化は、
環境・気温・成長過程でもよく起こります。

すぐに「何かおかしい」と決めつけてしまうと、
飼い主自身が疲れてしまい、
その緊張が子犬にも伝わってしまいます。

NG⑤ 「心配=愛情」だと思い込んでしまう

心配すること自体は悪いことではありませんが、
• 過剰な心配
• 常に様子を気にしすぎる
• 落ち着いて見守れない

状態になると、
子犬にとっては安心できない環境になります。

👉 子犬に必要なのは、
「不安な飼い主」ではなく「落ち着いた飼い主」です。

大切なのは「情報量」より「信頼できる判断軸」

初心者の方ほど、
• 情報を集めすぎない
• 不安を増やさない
• その子自身を見る

という視点が大切です。

✔ その子の様子
✔ 実際の生活の中での変化
✔ 信頼できる販売者・相談先の意見

これらを基準に考えることで、
子犬も飼い主も、ずっと楽になります。

初心者が不安になりやすいポイントと正しい考え方(現場視点)【完全版】

初心者が不安になりやすいことよくあるNGな考え方正しい考え方(現場を見ている人の視点)
インターネットの情報SNS・掲示板の意見をそのまま信じてしまう
不安をあおる書き込みに反応しすぎてしまう
ネット情報は参考程度にとどめる
実際にその子を見てきた人の意見を優先する
動物病院での指摘言われた治療はすべて今すぐ必要だと思い込む「本当に今すぐ必要な治療か?」を一度立ち止まって考える
現場経験のある人にセカンド意見を聞く
去勢手術(病院での指摘)「早く去勢しないとリスクがある」と言われ、
身体ができあがる前に手術を決めてしまう
1歳前後までは体が完成していく大切な時期
全身麻酔を伴う手術は急ぐ必要はないケースも多い
実際の成長や体調を見て、
現場を知る人の意見も踏まえて判断する
離乳食・食事切り替え(生後2〜3ヶ月)「子犬は何でも食べる」と思い込み、
離乳食セットを軽視・省略してしまう
生後2〜3ヶ月は生命力が最も弱い時期
母乳終了後に、いきなりフードやメーカーを変えるのは非常に危険
食べなくなることで体調不良や命に関わるケースもあるため、
離乳食は必ず段階的に進める
ご飯の量・回数「生後〇ヶ月だから必ず〇回食べないといけない」月齢よりもその子の食欲・体調を優先する
食べる日・食べない日の波があるのは普通
ご飯の種類(生後半年以上)生後半年を過ぎたら、
「月齢別フードでないとダメ」
「大人用フードはまだ早い」
「生後半年用のフードでなければいけない」
と決めつけてしまう
生後半年以降は月齢よりも、
その子の体格・食べ方・体調を優先する
月齢別・成犬用といった区分に縛られず、
無理なく食べられて体調が安定するものを選べば問題ない
水を飲む量飲む回数が少ない=異常だとすぐ判断する食事内容・気温・運動量で差が出る
元気や排泄が正常なら過度に心配しない
おしっこの回数回数が少ない日があるとすぐ病気を疑う日によって波があるのは自然なこと
数日単位で全体の様子を見る
ご飯を食べない日食べない=体調不良・病気とすぐ結びつける食欲には波がある
毎日必ず1回食べなければいけないわけではない
不安になった時の相談先誰に聞いても正解がもらえると思ってしまうその子を実際に見てきた、
知識と経験があり、アフターフォローをしてくれる購入先にまず相談する

初心者が不安になりやすいポイントと、現場目線での考え方(Q&A)

ここからは、実際に多くの子犬を見てきた現場経験をもとに、初心者の方から特に多い質問と、その考え方をまとめます。

Q. マルプーが下痢をしたら、元気でも様子見で大丈夫ですか?

いいえ、子犬の下痢は元気があっても必ず当日中に便検査をしてください。
環境の変化が原因に見えても、自己判断で様子を見るのはおすすめできません。

できればその日のうちに動物病院へ連れて行き、便検査を受けましょう。
もし子犬を連れて行くのが難しい場合でも、下痢をした便をビニール袋で二重に包んで持参すれば、顕微鏡で便検査をしてもらえます。

顕微鏡で状態を確認し、その子に合ったお薬で早めに処置することで、腸の粘膜を傷つけたり、体力を大きく消耗してしまうリスクを防ぐことができます。
子犬の下痢は放置せず、早めの対応を心がけてください。

Q. マルプーが咳をしていますが、様子見でも大丈夫ですか?

様子見はせず、一度でも咳をしたら、その日のうちに動物病院で診てもらってください。
子犬の咳は感染症が関係していることがあり、特に多いのがケンネルコフです。

ケンネルコフはウイルスまたは細菌が原因となるため、放置せず、ケンネルコフ用の抗生物質を処方してもらうことが大切です。

治療とあわせて、自宅での環境管理も非常に重要になります。
冬場は体を冷やさないよう暖かくし、加湿器は常につけて乾燥を防ぎましょう。
空気の入れ替えは、窓を1か所だけ少し開けるのではなく、空気の入り口と出口になるように2か所を少しずつ開けることがポイントです。

冬は弱めの暖房を入れたまま換気し、夏はエアコンを使っても構いませんが、直接風が当たらないよう注意してください。
特にケンネルコフの場合、エアコンの風は治りを遅くすることがあるため、可能であればエアコンを止め、空気の流れを良くしてあげた方が回復が早いケースもあります。

Q. ご飯を食べない日があるのですが、病気でしょうか?

子犬は日によって食欲に波があることも珍しくありません。
毎日必ず同じ量を食べる必要はなく、元気・排泄・体調が安定していれば、過度に心配しすぎないことも大切です。

Q. マルプーは本当に初心者でも飼いやすい犬種ですか?

マルプーは甘えん坊で人が好きな子が多く、初心者にも向いている犬種です。
ただし「飼いやすさ」は犬種だけで決まるものではなく、性格の個体差や、迎えた後に相談できる相手がいるかどうかが、安心して育てられるかを大きく左右します。

Q. マルプーの去勢・避妊手術はいつ頃考えればいいですか?

去勢・避妊手術については、「早くやった方がいい」と動物病院で勧められ、不安になる方がとても多いテーマです。
ただし、焦って決める必要はありません。

子犬の体は、生後すぐに完成するわけではなく、おおよそ1歳までかけて、骨格・内臓・免疫・体力が整っていきます。
この体が出来上がる前の時期に、全身麻酔を伴う手術を行うことは、ワンちゃんにとって大きな負担になる場合があります。

現場では、早い時期に全身麻酔を受け、その後体調を崩してしまった子や、麻酔から戻れなかったケースも見てきました。
早期に去勢・避妊手術を行ったからといって、必ずしもメリットがあるわけではなく、時期によってはリスクの方が大きくなることもあります。

そのため、もし手術を行うのであれば、1歳を過ぎて体がしっかり出来上がり、体力や免疫が整ってから、ゆっくり考えても決して遅くはありません。
インターネットや一時的な説明だけで決めるのではなく、ワンちゃんの成長状態をよく見た上で判断していきましょう。

初心者が不安になりやすいポイントは多くありますが、実際に本当に注意すべきことは限られています。
大切なのは、情報に振り回されるのではなく、現場を知る人の意見を参考にしながら落ち着いて判断することです。
迎えた後まで相談できる環境があることが、安心してマルプーと暮らしていくための大きな支えになります。


初心者でも失敗しないための考え方をお伝えしている、この記事を書いた人についてはこちらでご紹介しています。

マルプリティ代表 冨田 健|現場経験と実績から伝えたい判断基準

子犬を迎えた後に大切なのは「情報」ではなく「判断できる相談先」

ここまで見ていただくと分かる通り、
初心者の不安の多くは「情報の取り方」と「相談先」で大きく変わります。

インターネットは不安を書き込む場所になりやすく、
動物病院は治療が前提になることもあります。

もちろん、病院が必要な場面もあります。
しかしすべてが「今すぐ治療が必要」というわけではありません。

現場で多くの子犬を見てきた人だからこそ、
• 本当に気にしなくていいこと
• 今は様子見でいいこと
• 無理に治療、去勢手術しなくていいこと

を冷静に判断し、アドバイスすることができます。

だからこそ、
アフターフォローがしっかりしていて、
知識と経験のある人から子犬を迎えることは、
迎えた後の不安を減らすことにもつながります。

子犬をどこで購入するかは、
「買う瞬間」だけでなく、
迎えた後の安心まで含めて考えることが大切です。

だからこそ、子犬選びは
価格や見た目だけでなく、迎えた後まで見据えて考えてほしいと思います。

子犬選びで後悔する人の多くは、
子犬ではなく「相談先」を間違えています。

子犬は、どこで迎えても同じではありません。
そして、迎えたあとに頼れる「人」がいるかどうかで、
不安の大きさも、安心感も大きく変わります。

だからこそ、子犬選びは
見た目や価格だけでなく、
「相談できる相手」まで含めて考えてほしいと思います。