マルプーの子犬を迎えたら?育て方と躾の方法

マルプーの子犬を迎えたら?育て方と躾の方法

マルプーは、トイプードルとマルチーズの良いところを兼ね備えた人気のミックス犬種です。実は、日本でミックス犬としては一番人気とも言われるほど、その可愛らしい見た目と愛らしい性格で、多くの家庭で愛されています。しかし、初めてマルプーの子犬を迎える方には、育て方や躾(しつけ)のポイントをしっかり押さえておくことが大切です。今回は、初心者向けにマルプーの基本的な育て方や躾の方法を解説します。

1. マルプーの性格と特徴を理解しよう

マルプーは、以下のような性格を持っています。

  • 活発で元気:遊び好きで、運動が大好きです。
  • 賢く学習能力が高い:トイプードルの遺伝を受け継ぎ、トレーニングがしやすいです。
  • 甘えん坊で愛情深い:飼い主に対する愛情が強く、絆を大切にします。
  • 警戒心が強い場合も:時に臆病な一面もあり、適切な社会化が必要です。

2. 子犬を迎えたら最初に準備するもの

基本的な準備品

  • クレートやサークル:安心して過ごせる場所を確保
  • フードと食器:子犬用のバランスの取れたドッグフード
  • トイレシート:トイレトレーニングのための必須アイテム
  • おもちゃ:噛む力が強いので、丈夫で安全なものを選びましょう
  • ハーネス(首輪よりおすすめ):首は神経がたくさん集まるデリケートな部分で、引っ張ることで負担がかかり筋肉が硬くなりやすいため、ハーネスの方が安心です。

3. マルプーの育て方の基本

① 食事と栄養

  • バランスの良い食事が基本。トイプードルやマルチーズの栄養ニーズに合ったフードを選ぶことが大切です。
  • 小柄な子は低血糖に注意。特にフラクトオリゴ糖の純度が高いものを1日0.5ml程度与えると良いです。
  • 夜寝る前にあげるのがおすすめです。これは朝起きたときが一番血圧が低く、低血糖のリスクが高いためです。

② 水の管理

  • 水は健康にとても大切です。
  • 水道水をそのまま与えるよりも、最低でも浄水器(できればパナソニック製)を通してカルキや不純物を除去した水を飲ませてあげてください。
  • 水の質は免疫力や内臓機能に大きく影響しますので、新鮮で清潔な水を常に準備しておくことが重要です。

③ 電磁波対策

  • どの子犬も電磁波の影響を受けやすいため、特に体力がない子犬の時期は注意が必要です。
  • Wi-Fiルーターをケージから遠ざける
  • スマホを子犬の近くに置かない
  • **麻の布(純度100%、余計な塗料がついていないもの)**でケージごと覆う
  • 配電盤には電磁波シールを三角形に貼る
  • 竹炭を近くに置く
  • これらの対策で、子犬の体を守ることができます。

4. マルプーの躾の方法

① トイレトレーニング

  • 子犬のうちからトイレの場所を明確に教えましょう。ゲージ内のトイレを教えた後は、ゲージの外も教える必要があります。
  • トイレシートやトイレトレイを使って、成功したらしっかり褒めてあげます。
  • 失敗しても怒らず、正しい場所に誘導することが大切です。

② 社会化トレーニング

  • 他の子犬や成犬、人と触れ合う機会を増やし、警戒心を減らすようにしましょう。
  • 散歩デビューも社会化の一環ですので、ワクチン接種が完了したら始めましょう。

③ 基本コマンドの練習

  • **「おすわり」「まて」「ふせ」**などの基本コマンドを繰り返し教えます。
  • おやつや褒め言葉を使って、ポジティブな体験にしましょう。

④ 分離不安の予防

  • 飼い主への依存が強くなりがちなので、ひとりで過ごす時間も少しずつ増やして慣れさせます。
  • クレートトレーニングやサークルを使うのも効果的です。

5. 日常のケアとお手入れ

① 被毛のケア

  • マルプーは抜け毛が少ないですが、毛が絡まりやすいので、定期的なブラッシングが必要です。
  • トリミングは月に1〜2回が目安です。

② 体のメンテナンス

  • 爪切りや耳掃除も定期的に行いましょう。
  • 肉球や鼻には麻の油を使うと良いです。

6. マルプーと楽しく過ごすために

  • 遊びと運動も大切。特にマルプーは活発なので、毎日散歩やボール遊びでエネルギーを発散させましょう。
  • 愛情をたっぷり注ぎ、コミュニケーションを大切に。
  • ストレスを溜めないよう、無理なく楽しみながら育てることがポイントです。

まとめ

マルプーは愛らしく賢い犬種ですが、その分しっかりとした育て方と躾が重要です。初めて迎える方も、日々のケアと愛情で、より深い絆を築いてくださいね。

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